2015-12-26

ボロ市

毎年12月、1月に東京都世田谷で行われている『 ボロ市 』という伝統的なイベントがあります。

その歴史は大変長く、なんと戦国時代から続く伝統行事のようです。すごいっ!
名前の由来は関東北条氏が開いた楽市で、すぐに徳川の支配に代わり廃止されそうになったようですが、付近の農民たちが改めて市場を再開し今日まで続いてきました。自分たちの小道具や古着を持ち寄って売り始めたのでいつしかボロ市と呼ばれるようになったんだとか。
 今回は初参加なので右も左もわからない状態ですが、どうやら市場限定で出される代官餅が名物のひとつのようです。ボロ市の雰囲気とこの代官餅を求めて(あんまり人込みは好きじゃないけど…)行ってきました。

さっそく代官餅を食べに。特に行列もなくすんなりと並べました。

お値段は650円。餅は三種類から選べるようになっています。あいにくからみ餅は売り切れになってました。少々残念でしたが、代官餅は食べるだけでもすごく行列になり大変らしいので、この日のタイミングは幸運でした。



搗き立てのほんのり暖かな生餅が嬉しくなんとも贅沢な気分に。ごろんと大きめのサイズがたっぷりと入ってあり、かなりボリュームがあるので 家族で食べてもこれは大満足できそうです。

食べ終わり少しのタイミングで本日分は売り切れになっていました。自分たちが買い終わった後に最後の大行列ができていたので本当にラッキーだったようです。

さてさて、お腹も満たされたのでボロ市の露店へ……


ボロ市の会場は想像以上に広く、夕方時でしたがとてもじゃないけど時間が足りないレベル。農機具をはじめ、陶器、玩具、雑貨、古着、骨董品、日用品などなど色々な種類のお店が出店しており興味が惹かれる物が多数ありました。“ボロ”と聞こえはよくないですが、怪しそうな物もあたような記憶がありますが、おんぼろ品はたぶん??なく、安心して買い物が出来そうな感じでした(笑)。

現存されている代官屋敷。

薬局系のキャラ物…欲しい…… (写真めちゃくちゃ偏った感じですいません。)

今回はちょっと時間の足りなさが痛かったですが、またボロ市に来たいと思いました。
老若男女問わず楽しめるイベントじゃないかと思ったわけで、多数の老若男女がいましたよ。


-Mountain Hiking-

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『 世田谷ボロ市 』
開催:毎年1月15・16日、12月15・16日
午前9時~午後9時(開催最終日は午後8時)
最寄駅:東急世田谷線上町・世田谷駅下車すぐ



2015-11-12

ハセツネ /第23回 日本山岳耐久レース参戦記


日程:2DAY/2015年10月31日~11月1日開催
天候:曇り一時雨
Course MAP


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今回のハセツネで出場は2年ぶり2回目となった。欲を言えば、毎年出たいくらい魅力的なレースなんだけど超のつく人気レースのためエントリー自体が困難になっている。
ネット先着ではなく抽選方式に変更を考え直してほしいくらい、毎年エントリーの日は壮絶なクリック合戦が繰り広げられるのです(笑)。
“ゼロ関門”という言葉がハセツネから生まれたほど。それだけに出場できる嬉しさはひとしおなのです。

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今回のハセツネではレース中の補給食を再度見直してみました。今まではブラックサンダーとか柿の種とか、ハイキングの延長線的に愛用していたけども、目標としている完走タイムにいかに近づけるかを考えた結論として、やっぱりエネルギー摂取は欠かせない部分です。即効性のある長時間体を動かせれるジェルやVESPAを多用しました。
ジェルは色々試してみて、レースでは個人的にはパワージェルを使っています。ジェル自体の粘度だったり甘みの濃さだったりが調度よくエネルギー摂取にも効果的。
パワーバーもかなり久々に使うことに。これは運動中の筋肉に持続的にエネルギーを運べるC2MAXを配合しています。
パワーバーはゴミを減らす意味もかね適度な大きさにカットして準備。
しかし、当日は低温のため?それぞれがくっついて固まり合い、小分けした意味がなくなってしまった。レース中はそのままかぶりつきました(苦笑)。

リカバリー効果としてVESPA だけだと水分があり、持ち運びにかなり嵩張るのでMAGMAも併用して携帯してます。これは14年の信越五岳で初使用以来お気に入りです。

そいで、レース当日の様子です。
スタートは武蔵五日市中学校のグラウンドが使われる。
やっぱりハセツネ、レース前の熱気があります。この雰囲気、心地よいです。各ランナーの真剣な表情やこのレースに参加できている喜びが見て取れました。と言う自分もどんなニヤケ顔になっていたんでしょうか(笑)。
スタート前の時間で何人も知り合いに会うことができ嬉しかったしテンションも上がりました。
会場の一部が学校だけに体育館を開放していただけるので、2000人以上が一気に詰めかけるハセツネのような大きい大会でもそこまで不自由なく準備などに集中できるのは本当にありがたいです。

【今回の目標タイム:SUB15】
■第一関門 4時間35分
■第二関門 9時間00分
■第三関門 12時間45分
■ゴール 15時間以内

しかし、今回は数年ぶりの10月末大会。制限時間が24時間なので、大多数のランナーのゴールとなる翌日は11月にまたがるスケジュール。例年より寒いとされる日程での開催。
さらにこの日は晴れず、天候もどんより曇っていてかなり寒い。アームウォーマーを装備から外したことを少し後悔する羽目になりました。ハセツネでは外せないアイテムだなって実感させられました。

自分はわりと前のほうでスタート位置を確保できました。この先はさらに速いランナー達で先団が形成されています。ハセツネではスタート位置が目標完走タイムの自己申告制により区切られる独自方式を採用されています。もっと修行して次回は自信をつけて堂々と先団に近づきたいです。


 
一昨年に初参加した時は序盤の大渋滞でかなり足止めを食らいまして。今回は対策として序盤けっこう飛ばし気味に進みましたが。。。
案外、こんな平坦な場所で渋滞になってる(・・? 的な場面で距離は短いのですが発生していました。

しかし、道中は間違いなくペースよく順調に走れている感触は得られました。これは前回と比べても自分のレベルアップを実感できた部分です。
勾配の登りでは歩きに切り替え、それ以外で確実に走る。これを淡々と積み重ね進んでいくのですが、ピンチとしては10キロくらい進んだタイミングで両ふくらはぎに軽度の痙攣が来て足が攣りました。この時は序盤ですし内心ちょっとやばいなと…かなり不安になりました。

かなり体も冷え切っていたので、その影響かもしれません。グローブを手にはめるにもかじかんでしまって思うように作業が出来ませんでした。ちょっと焦ります。
汗で濡れたファーストレイヤーを脱ぎ、長袖に着替えました。足の攣りも気になるのでここでVESPAを飲みリカバリーを狙いました。

その甲斐あってか、体も温まってきてスムーズに走れるように。
想定の目標の通り、4時間程度で第一関門の浅間峠に到着できました。
 
かなり薄暗くなっていましたが、ここでヘッドランプを点灯。

 
あまり長居すると体が再び冷えを起こすので、10分程度の休憩に留めました。
(本音ではもっと休憩して楽しくのんびり過ごしたいんですけどね…)

今回のハセツネはコースの試走をせずに、事前に丹沢を中心にトレーニングしました。
序盤の山場となる三頭山の登りも辛いんですけど、何となくフレッシュな気分で進めたので、感想としては良かったかなと。



三頭山の手前あたりで雨が降ってきました。夜間で霧も発生しダブルで視界が悪くなってきます。
この頃にはストレッチドライ生地の上着を着こみました。
とにかく笹尾根では霧が濃く、前を走るランナーとの差もある程度バラけてきた頃でしたから、この辺りは道迷いしたのか?と勘違いするくらいコースの判断がつきづらくなってました。再びコース所の赤色灯を発見した時はほっと一息つきました。
三頭山の山頂に来ると少し楽になるので、精神的にはかなり良いですね。

ここから先は鞘口峠から月夜見までの区間でちょっと心が折れかけました。
イメージしていたよりもアップダウンがあり、ストックが欲しい場面に何度も出くわされ苦労させられました。

 
ハセツネの唯一のエイドステーションになっている第二関門の月夜見。ここでは水分が補給できます。
しかし、それも量の制限があり食事の補給も無し。このストイックさがハセツネだなぁと、ここに来るとすごく実感させられました。


月夜見では完走想定内タイムを9時間を30分以上短縮して到着できました。
レースプランとしては序盤の軽度の足攣りがありましたが、それからエネルギー補給も上手く進み、かなり感触としては良かったです。 疲労感もほとんど感じなかったです。
かなり低温になってきたので、対策として、汗で濡れた長袖ファーストレイヤーを脱ぎ着替えに保温着を着て、さらにウインドシェルを羽織りました。
ここまでは予想以上にうまく進めているな!気分的にも上がってきて、夜間で集中力も上がってきました!後半に楽しんで走れるように足も残っています!!
全ては順調です。感触としては目標のSUB15ではなく、SUB14…もしかしたら13時間前半…
本当にそう思えてくるくらいワクワクした気分で月夜見を出発しました。

しかし…やはり甘くはなかったです…
最後の山場と見ていた不得意な御前山も順調にやり過ごし、スパートを仕掛けるのに楽しめそうな場面で!!突発的な胃腸トラブルに襲われてしまいました。「なんでここでなんだよぉ」。
それまで何ともなかった体に異変を感じ、動こうにも全然エネルギーが出てくれません。
正直ここでリタイアも考えてしまいました。
2時間近く脇でうずくまり苦しんでいる時も大会スタッフの方に「無理なら仕方ないけど、ここからなら歩いても完走できるから頑張って。」と励まされ再び歩き始めました。
やはり、リタイアだけは出来るだけなく形はどうであれ最後までやり遂げたいところです。

御岳のあたりも本当に辛いものがありましたが、ずいぶん回復してきました。
でも、第三関門の御岳では13時間が経過してしまい目標タイムを下回ってしまいました。

 
何とか登りきった場所で見た日の出山の夜景は素晴らしく綺麗でした。
でも、ここまで来ても一度不調になったコンディションは完調とまではいきませんでした。このあたりは耐久レースの難しい部分と改めて思わされました。胃腸系は今まで心配の少ない部分だったので、今回はちょっと意外性がありすぎました。

金毘羅尾根の下りも、思ったより動きません。再び、金毘羅神社のあたりでうずくまり30分ほど横倒れになってしまいました。
結局、何となく変な感じのままゴール。御前山から残りの部分で仕掛けようというレースでしたが、逆にタイムロムになってしまいました。これは次回以降のレース課題になりそうです。

 
でも、全体を通しては完走もできたし、楽しめる部分は大きかったので。ハセツネからはいつも多くの事を得られるような気がします。

( 今回走っていてジェルや補給食のゴミが捨ててあるのがかなり目立ちました。パッケージの切れ端ではなく、そのままの形の状態でトレイルに残されていました。これはかなり残念です。レースはシビアですし心理的には楽をしたい。というのも同じランナー目線では理解できても、ゴミは明らかに別問題です。走らせてもらっているトレイル=自然に対してもっとリスペクトしましょう!! ) 

走り終えた後に完走者への団子汁。数時間後にさすがに腹が減ってきたので食べたカレーうどんは本当に美味しかったです。ありがとうございました。

優勝は奥宮選手。ハセツネ初参戦より数えて10年目の節目で劇的な勝利。おめでとうございます!!最高の笑顔が素敵でした。

自分の記録です。次回はもっと記録を伸ばせるように頑張りたいですね!!
ただ、目標だったSUB15に届かなかったのがめちゃくちゃ悔しいです。胃腸トラブルさえなければもっと記録を伸ばせた感触だったので、こうしてブログを書いている今でも悔いは残ってます。

帰宅後に入った銭湯で心も身体も癒しました ( ´ω` )





2015-10-30

いよいよ(笑)今年初トレランレース

今年は色々なトレイルランの大会に出場したいと思っていたんですけど、道志村、信越五岳、そしてUTMFと狙っていたものが全て駄目になり、「このまま出ないのかな~」なんて考えていたのですが運良くハセツネだけが残ってくれました。
残ってくれたのがハセツネで本当に良かった(涙)!!

ここは大舞台。
一昨年に初めて経験した事を踏まえ活かしながら今回のレースは楽しみたいと思う。



さてさて、目標タイムを達成するにはどうしたらいいのかを参考タイムで考えてみた。
2013年の完走タイムが17時間40分だったので、今回は15時間前半に設定。自分の脚力を考えれば14時間台でゴールできれば夢のような話です。

大会から送られてきたパンフレットの中にハセツネ攻略MAPが入っていて、SUB12とかSUB17でおおよその目標タイムが参考目安として記載されていました。
これは参考にできそう…

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自分の完走タイム【2013 ハセツネ】
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※自分の走行タイムとSUB17と仮定して攻略タイムと照らし合わせると…
■第1関門/浅間峠 5時間32分 ■攻略タイム/5時間10分
■第2関門/月夜見 10時間41分 ■攻略タイム/10時間15分
■第3関門/御岳   15時間44分 ■攻略タイム/14時間20分
■ゴール/五日市   17時間40分 ■攻略タイム/17時間00分

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SUB15目標完走タイム【2015 ハセツネ】
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■第1関門/浅間峠 攻略タイム/4時間35分
■第2関門/月夜見 攻略タイム/9時間00分
■第3関門/御岳 攻略タイム/12時間45分
■ゴール/五日市 攻略タイム/15時間00分

SUB15の参考タイム。これを目安に今回はレースを組み立てようかと考えてます。
2013年完走者のリザルトを改めて見返してもほぼタイム通り各CP通過をしています。このタイムで通過しないと当然、目標タイムでゴールを切ることはできないようです。

ただ、当日の実際の通過タイムがこれより早まるようならば欲を出してさらに速く走れるようにプッシュできれば最高ですね。


Trail Run …トレランのページです。

-Mountain Hiking-


2015-10-21

来年に向けての勝負バッグはこれで決まり?

UltrAspire Zygos 2.0 (2016年発売モデル)

UltrAspire(ウルトラスパイア社)。
トレイルランニングでのギアメーカーの中では、誕生してまだまだ新しい同社ですが、生み出されるモノはかなり新鮮でワクワクさせられる事が多い。
個人的には常に気になるメーカーですし、大好きなメーカーでもあります。

日本のトップランナーでもある山本健一選手が愛用している事でご存じの方もいるかと思いますが、同選手がウルトラトレイルレースのグランド・レイド・レユニオンで実際に使用したモデルの『Zygos(ザイゴス)』を映像で見た時はサイズ感的にも良さそうだったし、何より自分でも使ってみたいなと思わされまして。
現物はどんなもんだろうか…
なんて考えたりして、何度も何度も映像を見返してみたり。
ただ、販売元のA&FのWEBショップとかでも不思議と情報が上がってこなくて。そうこうしているうちにいつしか情報が削除されていたりと。。。どうしたもんかなと困っていたんです。
と、このタイミングですよ!! なんと! 新型Zygosが来年リリースされるではないですか!!
いやぁーこれにはテンション上がりまくりですね。

まま、この映像でも見て楽しんでください。。。



来年こそは何としてもUTMFに出場したい。
目標に目指してきた100マイルを走ってみたいです。


こちらは今年山本選手が出場し見事2位になったレースの映像です。
L`ECHAPPEEBELLE(華麗なる脱出)



-Mountain Hiking-





2015-09-10

北岳トレイルラン

日程:1DAY/メンバーほか友人1名/2015年07月下旬
天候:曇り山頂はガス雨。
Course MAP


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前回の鳳凰三山に引き続き南アルプストレイルランの第二弾に行ってきました。
鳳凰同様に比較的アクセスが容易な北岳ですが今回は友人のマイカーに乗せてもらい現地へ。
交通費も安くなるし気分的にすごく楽になるのでありがたい話です。

この日は特に北岳に登ってからの下山コースをどのように取るかは決めておらず、そのまま白峰三山を行くか…それとも間ノ岳から仙丈ヶ岳を経て北沢峠に下るか…はたまた北岳山頂から派生する池山吊尾根を進むラウンドコースにするか。。。
そんな話をしながら現地までの道中に話題に花が咲きます。

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今回の装備はこんな感じでした。
ランパック/patagonia Fore Runner Vest 10L
シューズ/ the North Face Ultra Trail
行動食/  おにぎり2個、ジェル×3本、ゼリー飲料1本

友人の車で前夜発。夜叉神峠駐車場(無料です。)から山梨交通のバスを待ちます。
今回の停留所はじめ奈良田や広河原、北沢峠など南アルプスの山に通じる各登山口にアクセスが可能です。

この時は早朝という時間帯も関係してか閉まってましたがバス停横に売店もあり。何か買い足しが可能かも。

そうしてバスに揺られ広河原に到着。ここは登山の拠点だけあって立派なインフォメーションセンターがあります。

いつか南アルプス全山完登したい。

北岳の様子がよくわかる。登る前からテンションを上げてくれる。

6:35 広河原のインフォメーションセンターをスタート。


スタート時の天候は素晴らしく好天を充分に期待させるものだった。

行きのルートは大樺沢コースへ。すぐに吊り橋を渡ります。

広河原山荘。テントサイトもあるようです。

美しい樹林帯を進む。友人曰く「ここの樹林帯は他の山と比べてもすごく綺麗。」
確かに納得するぐらい開放感がある。友人が何回も北岳に通う理由も頷ける。

しばらくすると開けた景色に。こういう屏風を広げたようなドカンとしたものに出くわすとアルプスに来たなと実感。

大樺沢二俣の分岐に来るとコースは二手に分かれる。
雪渓は夏まで残る左俣コースと、高山植物が咲く右俣コース。今回はアイゼンもないので右俣へ進む。今年の雪渓の残雪量はかなり少ないとのこと。確かにほとんど残っていなかった。

北岳と言えばアルパインクライミングでも有名な“バットレス”が迫力を持って迎えてくれる。
岩壁は惚れ惚れするくらいすごく単純に格好良い。

小太郎山から先の甲斐駒ヶ岳は残念ながら雲の中。

鳳凰三山。

いよいよ北岳への稜線。

9:50 小太郎分岐点。ここまで休憩含めて3時間20分。
登山のコースタイムだと5時間なので短縮率は66%。わりかし急勾配だった事もあり登りはほぼ早歩きだったのでぼちぼちといったところ。

稜線上のスカイラインは素晴らしい景色だった。
高低差もそれなりにあり体力も使うのだけれど、ここまでの景色を見れると疲労感も取れるというのか忘れてしまうほど。

10:20 肩の小屋が建つ稜線上まで到着。

さっきまでの素晴らしい晴れ模様から一転。
どんよりと曇ってきた。気温もなんとなく一気に下がりつつあるのかなといった具合。小屋から見ても北岳のほうはガスに包まれて視界が悪そうだなぁーといった様子。

二人ともお腹が少し減ってきたので、小屋で大休止もかね栄養補給。

小屋の広場で30分程休憩し山頂へむけ再び行動開始。

11:15 北岳の山頂に登頂。
小屋から山頂までの間写真取り忘れました。。。
山頂までの道はけっこう岩岩していたので、走るトレラン的ではない感じだった。
日本第2位の標高を誇る高峰で当然景色はいいはずなのに、今回はガスと雨で視界はゼロ。残念!!また来ようっと!!

肩の小屋に戻ってからピンバッジを購入。ここ数年はついつい買ってしまう山土産。
北アルプスの燕山荘なみに種類豊富だったのでテンションが上がる。

履いていたシューズ。友人はイノヴェイトのレースウルトラ。自分はノースフェイスのウルトラトレイルをチョイス。特に友人のほうは専用のゲイターを使えるので便利そうだった。ノースも昔のモデルには同じような機能があったのに、いつのまにやらやめてしまったのでこれを見ると復活させてほしいなと思う瞬間。

しかし、今回は天候がよくなく稜線上は北岳だけではなく周囲の山々も同様の気配。
北岳から先も足を伸ばす計画があったのでちょっと残念。また訪れた時は思いっきり満喫したい。

13:00 白根小池小屋。
下山では白根小池小屋へ通じる草スベリのコースを利用。
こちらはトレラン向けではない気がするので、小太郎尾根分岐からは右俣コースのほうがランするには気分がいいかも。

白根小池小屋からは適度に走りやすい道に変化するので、ここは気分良し。
北岳の印象としては他の場所に比べ樹林帯の美しさが際立つ山だった。


こうして南アルプス第2弾目となる、北岳でのトレランは無事に終了。
下山時刻は14時15分でした。


個人的な山の目標として百高山を目指してますが、今回で北岳が加わり26座目でした。
北岳はまた訪れたい素晴らしい山でした。
しかしお隣の小太郎山(2725m)がありこちらも百高山なのにスルーしてしまった…

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【 COUSE TIME 】
広河原(200分)小太郎尾根分岐(30分)北岳肩の小屋(25分)北岳山頂
(20分)肩の小屋(20分)白根小池分岐(30分)白根小池小屋(45分))白根小池小屋分岐(10分)広河原
■歩行時間(山と高原地図)/登り:6時間20分-下り:4時間20分
■ラン時間/登り:4時間15分(短縮率67%)-下り:2時間05分(短縮率48%)