自分が山を始めた頃はガラケー時代全盛。テレビが見れるようになった時なんかまるで車のカーナビと一緒だ!なんて今でも凄く感動したのを思い出す。
山の中では遭難した時の連絡手段に御守りになるからと携帯電源OFF。もちろんSNSでUP、携帯で風景撮るような今みたいな高性能なカメラ性能なんて無く、メールと電話するかが主な純粋?な物だから、現代のスマホのような万能ツールになる何てその時は想像すら出来なかった。
ちゃんと写真撮影するならデジカメ必要。地図はコンパスと紙地図で道迷い防止。地図読みできないなら山に1人で入るなと山の先輩から教わった。登山道を見失った時なんかはやはり紙地図とコンパスで必死のパッチで元来た道に戻ったもんだ。
そう、今みたいにスマホで万能にこなせる訳じゃなく必要なものはそれぞれの道具達が担っていたから、必然的に装備も増えちゃうっていう笑。
現代はGPS機能を活用してナビアプリも当たり前だから本当に便利になった。まるで読図スキルなんて過去の産物のよう。だってアプリ立ち上げたら自分の居場所が瞬時に分かるんだから。
でもでも、
そんな時に得た山のスキルが今も非常に役立っている。
失敗も一杯した。あの時代が本当の意味で山で“生きる”事に専念した。
今みたいなデジタル技術に頼れない登山を経験してきたから、今でもリスク管理には自分の知る、できる範囲の事はもしもの時の為に備えておく。もしスマホ落として紛失したり故障したり電池使い果たしたり⋯⋯このリスクを想像してしまうからアナログ技術は手放せない。
だから個人的にはたぶん今後もYAMAPもヤマレコも使わない。地図を読む時間は要るからタイパとは真逆かもしれないけど、なんか、ちゃんと自分の事やってるんだよなぁという感覚はアナログにはちゃんと残っている。
そんな自分も、年月の経過と共に変わったのは冬山のホワイトアウト対策に買ったGPS。バリバリなデジタルツールだけど生命を担保する大切なナビゲーションツール。それがもし壊れたら今も迷う事なく再びGPSを買う。
だから現代の地図アプリを使うのを否定なんかしないし何なら全然肯定する。だって遭難しちゃったら助かる確率はそれで格段に上がるから。単にそれを自分は使わないだけだ。
そんな自分は今日も山には紙地図コンパスを持って行く。
地図読みして“生きて”帰ってくるために。
NuuHiker










