2013-06-30

激軽カップを購入

 
最近、アウトドアショップで見つけたカップ。
重量は19g。すごく軽いです。
8オンスまでの目盛り( 1オンスは約28cc )があり、野外での珈琲一杯は十二分に用が足します。
取っ手を畳めて収納できないところが少し惜しい点ではありますが、なんとかクッカーには収まってくれそうな雰囲気です。
値段は¥600。
 
本当に装備を軽くしたい時ほど触手が伸びそうな(笑)。装備で今後ヘビーローテーションになるかは今のところ未知数ですが、これをお店で見たときに即買いでした。
 
こんな何てこと無いカップひとつですが、色々とパッキングを想像しながら買い物を楽しめるところも、自分もずいぶんアウトローな領域に入ってしまったようです。
いいですよ、これ。オススメです。
※どこのメーカーかはお店の人に聞き忘れて分かりません。
 
 
 


2013-06-18

山を走るのも楽しい

『 トレイルランニング 』
 
野山を駆け走るマウンテンスポーツのカテゴリーです。
ロードとの違いは自然の中、主に山の中を走るのです。
 
歩くのもいいけど、こちらもすごく楽しいのでオススメです。
 
アップダウンを繰り返し走るので、ランニング中は必然的に疲労度も高くなります。なるべく荷物を軽くする工夫が求められます。
 
また追々トレランネタも紹介していきます。

2013-06-14

ザック(バックパック)の容量

山登りは当日歩くのも楽しいのですが、準備段階でワクワク想像することも楽しいと感じています。
けっこう準備段階で時間を費やすのが楽しいのも、小学生の遠足の時の感覚に似ているもんだと勝手に思っています。

パッキング = バックパックに荷物を詰める事。

でも、大人になると、どうしても単純に物事を考えれなくなってしまうのも哀しい事実です(´・ω・`)
「 どれぐらいの大きさのザックに入れるんだろ? 」
子供の頃の勢いというのを持ち合わせた方も大勢いらっしゃるかと思いますが(笑)、やっぱりパッキングのヒントも欲しいもんです。今回はそんなザックの大きさの疑問について解説。

その前に少し補足ですが、メーカーが公表している容量は、各メーカーが独自に算出したもので統一基準というのが成されていないので、数字だけにしばられない視点も必要です。
自分の荷物の大きさの把握と、パッキングした時の空間認識力をイメージしましょう。
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■日帰り / 20~30リットル
荷物の少ない近郊の里山でしたら20リットルの小型サイズでもオススメです。
防寒着のかさばり具合や調理道具を携行するなら、少し大きめのザックが必要です。

■小屋泊まり / 25~40リットル
こちらも日帰り同様、食事を小屋で済ませるならそこまで大きくなくても大丈夫です。
宿泊を無人(避難)小屋利用でなければ、寝具は小屋にあるので寝袋はいりません。生理的な問題でシーツを一枚持つくらいです。
日程が長期になるほど、ある程度の大きさが必要です。

■テント泊 / 40~70リットル
衣食住すべてを背負うので、大型バッグが必要。最近は軽量テントもあるので50リットル以下でもパッキング可能ですが、逆に言えば容量を抑えるには軽量性のある道具も必要になります。
小屋泊同様に長期になるほどザックの大きさが必要です。サイズは食糧事情(ドライフード主体か生食主体なのか)にも影響してきます。

( ■積雪期 / +10リットル    )
( ■カメラ機材 / +5~15リットル  )
⇒ハイキング基本装備

積雪期はもちろん雪山シーズンですが、防寒着も確実に中綿ウエアが必要ですし、グローブなどの予備も携行したいところです。本格的な場所ではワカンやピッケルなどのギアも必要になります。
カメラは一眼レフを想定、三脚も持っていくなら最大で機材合計15リットル程度になるでしょうか。

当然バッグを大きくすれば荷物は楽にパッキングできますが、余計な物を持って行きかねないので、荷物を選別する自己ルールを作ればベストですし、これが非常に大切なポイントです。
ある程度ザックの大きさを絞ってみるのも良いかもしれません。
大きすぎるザックは俊敏に動けないので、行動でのデメリットも大きくなるのです。

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自分の場合は日帰り山行でパッキングする際の目安は以下のような基準です。
それぞれで容量制限をして、それ以上は荷物が増えないようにルールを設けています。

□食料 / 5リットル …水分も含む
□緊急ツール / 2リットル
□調理道具類 / 5リットル
□防寒着 / 10リットル…雨具も含む
□その他 / 2リットル

            
こうすると合計で24Lなので、サイズ選びとしても上記の日帰りサイズでOKなんです。
季節により防寒着の量が変化しますので、それぞれで対応できるように20L~30Lのザックを持っています。

次に、テント泊などする場合もそれぞれで容量制限をして、それ以上は荷物が増えないようにルールを設けています。
ただ、日帰りよりもリスクは増えるので、緊急ツールや小物など必要な道具の内容は変化します。
目的の山によってそのあたりは少し調節はしていっています。

□テント / 5リットル
□寝袋 / 5~10リットル
□宿泊道具その他 / 5リットル …マットや張り綱など
  
□緊急ツール / +α
□その他 / +α

すると、テント装備でも数字的には50Lで収まりますが(そこまで単純にいかないのも事実ですが…)、自分の場合は60L以上を使っています。
理由としては、雨に降られたテントは水分を含み一時的に膨らみますし、雨のテント撤収は時間との闘いなので、ある程度適当に?ザックに収納しなければなりません。
その為にも必要な“容量の遊び”と自分では捉えています。
重要な役割を担うスタッフバッグ
荷物の整理にはスタッフバッグが便利です。濡らしたくないモノは防水性が必要。


それと、自分ではどんな場合にも当てはめていますが、どの荷物も極力小さくするんではなく、例えば寝袋なら無理にバッグに押しこまずに大きめの収納袋を使用しています。こうするとロフトもつぶれず、ふんわりと快適に着用でき気分もいいです。
他には実際ザックに納める容量分よりも少し大きめのバッグを選ぶことで(感覚的には+5Lくらい)、荷物を取り出しやすくする遊びをもうけています。
また食事も生野菜などを使う自炊派装備と、湯沸かしだけで済むドライフード派では容量も変化します。
やはりパッキングも各自においてかなり差が出ると思います。
何回もテント泊山行を経験し、試行錯誤を繰り返してパッキング技術は成熟されていくものだと考えています。

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2013 八ヶ岳にて
写真のザックは2013年に2泊3日での計画で冬山山行に行った時のもので、70Lのザックでしたが写真を撮影した時は帰り道中もあり、行動中はザックの中に入れておいたアイゼンケースは撮影時に外付けにしており、実質の容量自体は60L程度使いました。
ひとつの自分のパッキング例です。
その時その時の山行により微妙にパッキングは変化しますし、山行中も使いやすいように便利にパッキングを組み立てます。

……
話はもどりますが、例えば宿泊もテントではなくツエルトなどのシェルター系にすれば、無雪期のパッキング容量は宿泊でも40L程度におさえれると思います。
やはりパッキング装備・方法に着目しても、人それぞれに個性が見えてくるのも面白い点ではないでしょうか。


この他にも自分なりにNoteのページでハイキングテキストを書き込んでいます。
よろしければご覧になってください。











2013-06-12

歩いて感じる思い。

自分が感じる“Mountain Hiking”。
ハイキングを始めて10年以上経過しましたが、まったく色あせない魅力がそこには存在し続けてくれています。
まだまだ歩き足りないですし、おそらく一生かかっても、ほんの一部しか味わえないと思います。

それぐらスケールが大きい…それは自然相手なので当然といえばそれまでになります。
でも、やってみる価値はものすごく大きいと感じています。

「 なぜ山なんか歩くの? 」
「 楽しい? 」
「 大変じゃない? 」

今までいろいろな質問をされていますが、歩くことは人間が二足歩行を始めた瞬間から、DNAに潜在的に埋め込まれたキーワードだとしか言いようがありません。
その場所でしか出会えない景色を見に行く楽しさもあります。
歩くことはシンプルです。心地よく。そして奥深いものです。

まだ自然の中へ歩いたことがない人達がこのページを見て、少しでも興味を抱いてくれれば。一歩踏み出すキッカケになってくれれば幸せです。日本は素晴らしい自然が身近に広がる国です。
さぁ、リュックサックを背負って歩きましょう!!
この楽しさを自分の足で確かめてください!!

2013-06-09

基本的なハイキングの山行スタイル

自分的には “ ハイキング ” の説明を求められたらこう答えます。
ハイキング = 舗装路や自然歩道を問わず歩く行為。

しかし、これじゃあ説明があまりにもアバウト過ぎる( 汗 )!!
やっぱり説明は必要…??!

ちなみに同じような言葉では “ トレッキング ” もあるんですが、言い方の違いくらいです。

ハイキングは、一般的(整備された)な登山道に沿って歩き山頂を目指します。
以下の説明はハイキングの各スタイルです。

















DESIGN / Yohey Goto. Tadashi Ueda.


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■日帰りハイキング / 1DAY Style
里山ハイキングや比較的アクセスが整った山域に限られるが、標高目安で2000m前後までなら十分楽しめるのが日帰りのよいところ。3000m級の高山もロープウェイを利用すれば一部で可能。
荷物の量もいちばん少なく、ハイキングの軽快さや気軽さをシンプルに楽しめる。

■山小屋ハイキング / Hutte Style
比較的標高の高い山々で、営業小屋から無人小屋をベースにハイキング。
山域にもよりますが山小屋の食事も充実しており、かなり快適に楽しめるスタイルです。
もちろん調理器具を持参して、自分たちで食事を用意してもOKです。

■テント泊ハイキング / BackPacking Style
日本の場合、トレイルは山々の山頂( ピーク )を繋げる縦走スタイルで整備されているパターンが多く、総合力が問われるスタイルとも言えます。標高にしても最低でも2000m前後から行われることが中心です。もちろんピークではなく山麓を巡ってもOKです。
このスタイルを始めるには少し経験をつけてからだと安心かもしれません。衣・食・住をバックパックに詰め込んで自然の中の生活をよりダイレクトに感じさせてくれる魅力があります。
自ら生活道具一式を背負う行為でもあるバックパキングは徒歩旅行の原点とも言えますし、世界各国にそのルーツがあります。

■海外ハイキング / World Hiking Style
数ヶ月におよぶロングトレイルを歩いていくのが代表的なスタイル。日本のような山頂を目指すトレイルではなく、どちらかと言えば山麓をメインにハイキングするスタイルです。
歩行距離も数千㎞に及ぶロングトレイルから、一部区間を歩くセクションハイクがあり、まさに歩く旅そのもの。トレイルからの自然景観はもちろん地域文化・歴史までもが感じられるのが魅力です。
日本でも東海自然歩道は1700㎞にもなるロングトレイルですし、信越トレイルや高島トレイルなどは多くのハイカーが歩いている日本式ロンングトレイルとも言えます。

------------------------------------------------------------以上のように、様々なスタイルを楽しめるのがハイキングですし、自然は身近に存在するので、ぜひぜひ歩くとことの楽しさを再発見してもらいたいですね!!
自分自身も身近な低山ハイクも大好きですし、非日常での生活感を味わえる宿泊系ハイクも大好きです。スタイルは人それぞれ様々なので、あまり型にはこだわらず自然体で楽しみたいです。


------------------------------------------------------------この他にも自分なりにNoteのページでハイキングテキストを書き込んでいます。
よろしければご覧になってください。



2013-06-02

まず荷物の重量を知る

ハイキングの準備編。今回は“荷物の重さ”について自分なりの意見。

準備段階で何から考えるか、基本的な装備はこちら( ⇒基本装備 )をご覧いただくとして、、、ハイキングの準備をする時に自分が思いついた中では荷物の重さを量る事でした。
とりあえずそれぞれ服装や道具の重量をノートに書き込み、同じような道具があればそれぞれ重さの比較をしてみました。

すると、クッカー( 調理用の小型鍋 )ひとつ手にとっても全然ちがう事に気づきました。
始めて購入したステンレス製の物と、お店に置いてあるチタン製だけでも差は歴然でした。鍋の容量は一緒でも、単純に素材の違いだけでもその重さは変化するんだと実感。
この軽さの差は、特にどちらか一方に強くこだわりさえなければ、ステンレスよりも素材として軽量なチタンクッカーのほうが魅力的に感じるはずですし、疲労度の点でも荷物を背負うハイキングでは違いは現れてくるはずです。それだけ重量のウェイトのしめる割合は大きいと言えますし、かなり極端に言えば1gでも軽い方が有利ですし理想的です。

実際、何も意識せずに地元の山にテント山行で歩いた時には、軽量化も考えずバックパックに沢山の荷物を背負いましたが、そこまで動いていないのに少し体が重たく感じたのを今でも鮮明におぼえています。それぐらい重さをダイレクトに感じてしまったので、この時の山行を機会に“ 道具の軽量化 ”を考えるようになりました。
 やはり疲労感が少なければ足取りも軽くなりハイキングもさらに楽しくなるはずです!!

ちょっと前置きが長くなってしまいましたが( 汗 )、
単純に手にとって重さを比べてみるような感覚的な方法の量り方では、具体的に道具の重量は見えてきません。やはり計測するスケールなどの道具を用意すると分かりやすいですし、作業を楽しくさせてくれます。

 

自分の場合は料理用のスケールと、魚釣りの吊り量りを使用しています。
料理用のほうは2㎏までなら1g単位から測れるので、かなり細かい数値までもが守備範囲です。
吊り量りは40㎏までOKなので、実際に荷物をパッキングしたバックパックを測れるので、こちらも用途としてはたいへん便利になります。

案外カタログに掲載されている重量と、実際測った重量( ※実測値 )では差が出るときもあります。例えば、それぞれの道具に付属している収納袋( スタッフバッグ )の重さを含まずに重量表記されていたりもするので、よりリアルに重量を知ることが可能です。

ちょっと大変かもしれないのですが、自分の荷物の重量を理解できる点では、やってみる価値は大きいです。