準備段階で何から考えるか、基本的な装備はこちら( ⇒基本装備 )をご覧いただくとして、、、ハイキングの準備をする時に自分が思いついた中では荷物の重さを量る事でした。
とりあえずそれぞれ服装や道具の重量をノートに書き込み、同じような道具があればそれぞれ重さの比較をしてみました。
すると、クッカー( 調理用の小型鍋 )ひとつ手にとっても全然ちがう事に気づきました。
始めて購入したステンレス製の物と、お店に置いてあるチタン製だけでも差は歴然でした。鍋の容量は一緒でも、単純に素材の違いだけでもその重さは変化するんだと実感。
この軽さの差は、特にどちらか一方に強くこだわりさえなければ、ステンレスよりも素材として軽量なチタンクッカーのほうが魅力的に感じるはずですし、疲労度の点でも荷物を背負うハイキングでは違いは現れてくるはずです。それだけ重量のウェイトのしめる割合は大きいと言えますし、かなり極端に言えば1gでも軽い方が有利ですし理想的です。
実際、何も意識せずに地元の山にテント山行で歩いた時には、軽量化も考えずバックパックに沢山の荷物を背負いましたが、そこまで動いていないのに少し体が重たく感じたのを今でも鮮明におぼえています。それぐらい重さをダイレクトに感じてしまったので、この時の山行を機会に“ 道具の軽量化 ”を考えるようになりました。
やはり疲労感が少なければ足取りも軽くなりハイキングもさらに楽しくなるはずです!!
ちょっと前置きが長くなってしまいましたが( 汗 )、
単純に手にとって重さを比べてみるような感覚的な方法の量り方では、具体的に道具の重量は見えてきません。やはり計測するスケールなどの道具を用意すると分かりやすいですし、作業を楽しくさせてくれます。
自分の場合は料理用のスケールと、魚釣りの吊り量りを使用しています。料理用のほうは2㎏までなら1g単位から測れるので、かなり細かい数値までもが守備範囲です。
吊り量りは40㎏までOKなので、実際に荷物をパッキングしたバックパックを測れるので、こちらも用途としてはたいへん便利になります。
案外カタログに掲載されている重量と、実際測った重量( ※実測値 )では差が出るときもあります。例えば、それぞれの道具に付属している収納袋( スタッフバッグ )の重さを含まずに重量表記されていたりもするので、よりリアルに重量を知ることが可能です。
ちょっと大変かもしれないのですが、自分の荷物の重量を理解できる点では、やってみる価値は大きいです。