日程:1DAY/単独参加/2014年05月11日(前日に受け付け済み)
距離:41.30km天候:晴れ。
Course MAP
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山梨県道志村で開催されている『道志村トレイル』を参加してきました。
レースの舞台は道志山塊。今回コース上にある御正体山はこの山塊の最高峰でもありますし、その他にも山梨百名山に選出されている峰々を走る、結構アップダウンの多いのも、このレースの特徴でもあります。
今回の装備はこんな感でした。
ランパック/THE NORTH FACE マーチンウイングプロ
シューズ/ THE NORTH FACE シングルトラックヤサ
行動食/ 甘納豆、ショッツジェル×4本、VESPA×2本
いきなり綺麗な清流がお出迎え。
会場へのアクセスには大会側が用意したバスを利用して前日に現地入りしました。
バスはJR橋本駅から出発、大会エントリー参加費とプラスして(¥3000)事前予約になります。
今回で大会参加は4回目。以前より感じる大会特有にある緊張感には少しずつ慣れてきたようです。
会場は抜群のロケーションでした。会場裏手には明日のコースとなる山々を見て取れます。
ここ道志村は景色もよく環境としては本当に最高ですね。
都会生活に慣れきっているので住むのは考えられないけど、田舎は心地よく感じます。
販売ブースに立ち寄り、明日のエナジー系を購入。VESPAを買い忘れていたので、これには助かりました。
16:00より競技説明のブリーフィング。
トレランではお馴染み?の福田六花さんの進行と近藤選手と宮原選手が登場。両選手のイメージはスピード系でそこが自分に足りない部分なので、どうにかスピードが欲しいなとこの時ふいに思いました。
宿舎となる民宿北の勢堂さん。今回お世話になるのは初めてでしたが、運良く茅葺き屋根が特徴の旧館に泊まれました。
ご飯もとても美味しかったです。民宿はアットホームなのが落ち着けていいですね。
普段ここまで豪華な食事を食べてないので限界を超えて食い過ぎてしまいます(笑)。
【レース当日】
レース1時間前に会場入り。宿の朝食を5時より食べ、会場まで送迎してもらい宿の方に完走を誓いお別れ。宿でレース準備も済ませれたのでドタバタする場面ですが、ゆったりとできました。
今回ウエアではpatagoniaの『Strider Pro Shorts-5』をチョイス。これは他のブロガーさんのレビューを読ませていただき取り入れました。ポケットが数多くあり写真のようにエナジージェルを収納するようになってます。他ではフラスコを入れても使いやすそうです。
いよいよスタート。時刻7:00よりスタート。今回の参加者はハーフ・ロング合わせると1000名以上のランナーが参加したみたいです。
ロングの制限時間は10時間で第1関門がスタート後5時間なので、12時までに到着しなければなりません。ネットの書き込み評判通りスタートゲートが小さいです。
直後に渋滞を避けるためにランナーが殺到してますが、なんせ想像より道幅が狭いので、ちょっと走りづらかったです。ぶつかって転倒もしたくないので早足をしながらと、ペースをかなり落として走りました。
…でも、この選択が後々の…
舗装路からトレイルに入る部分で人混みがごった返してました(汗)。
やばい、完全なるシングルトラックで前に全然進めません!予想以上に後ろの位置取りになってしまった様で、時間的な部分での不安感がはやくも気持ちとして出てしまいました。
スタートから距離にして2kmほどの地点を通過するのに30分以上かかってしまいました(泣)。
立ち止まり状態から少しは歩けるようになりましたが、依然として相当ペースとしては遅いです。そこまで急斜面でもないのに歩くにしても超スローペースです!
だらだらと続く渋滞。前のほうではいっこうに走る気配がないのが、後ろからいる立場としては辛い状況です。普通に走れそうな場面なので時間だけが気になって仕方ない感じです。
ロングとハーフの制限時間が1時間も違うので、そのあたりも参加しているランナーのペース配分にも影響してくるはずなので、序盤はやはり走るべきでした。
急斜面になってきて、ようやく団子状態から解放!
と思いきや、やっぱり渋滞が続く!!
ブドウ岩ノ頭に到着したのは8:20。距離にして4.15kmの地点にある小さいピークでした。
ここまで標高差にして600m上がったことになります。スタート後いきなり急な斜面の登りパートになるのも、このレースのレベルの高さを物語っていますし渋滞になる原因でしょうか。
今倉山から少しの10km過ぎに補給食の摂れる給水エイドがありました。
ハセツネにはなかった場面なので、嬉しいですね。気持ち的にはガッツリ食べたいとこですが、摂りすぎはチョコの脂分がお腹に負担になりそうな気がするので程々で我慢です。
途中に尾根から見える景色に癒やされつつ。気温もずいぶん上がってきて熱いです。
ちょっと焦ってきてるので、序盤のロスを取り返そうと、先行者をなんとか追い越します。
しかし、トラック幅が狭いのでなかなか思うようにできません。
御正体山の山頂に到着したのが11時05分。制限時間が12時ちょうど。
ここから距離にして4km少し。なんとかペース的にはギリギリ間に合うと踏んだのですが。
コバイケイソウの群落が綺麗でした。ここは思わずペースダウンしてしまうほど見事でした。
ここも見事。富士山が綺麗。うーん時間勝負なのに綺麗な景色だらけでやばいです(苦笑)。
第1関門に到着。時刻は12:05:16だった気がします。制限時刻に5分程間に合わず足切りに。無念ですがこれもルール、敢えなくここで終了です。本当に悔しい瞬間でした。体調面的にはこれからだったので惜しい気持ちが強すぎます。
エイドにて。大好きなバナナで傷心した気持ちを持ち直します。
道志名物?塩バナナだそうです。かなり塩気がありミネラル補給には最高ですね。
今日はとにかく暑い日で、体中のミネラルが放出された様子で汗をかいた部分を触ると塩そのものの感覚が。身体から塩が生み出されていました。こんな生理現象が生まれて初めてかもって思えるぐらい、驚きの場面でした。
溶けてしまったチョコレート。
チョコとバナナのコラボレーションです。思いがけない贅沢感。道志トレイル最高です。
レースは未完走で駄目だったので会場まではバスの送迎をしてもらいました。
これはクレソンうどん。この一品も道志トレイル名物のようです。個人的に西洋野菜が好きなのでとても美味しかったです。
コーラとビール。しかし今日は完走できなかったので止めときます。
ゴールテープを切る完走ランナー達を目の前で見ながら、再び悔しさがこみ上げてきました。
自分もあの中に入れるイメージは出来ていたのに…残念です。
今回の反省点としては序盤の走りに尽きます。レースプランとしては後半追い込むつもりだったのでスタート直後にペースを落としすぎ、結果関門ストップへと繋がったので、もう少しペースアップしても良かったです。
しかし結果論でしかないので分かりませんが、少なくとも第1関門には間に合ったはずです。
振り返り今回のレポートを書き込んでいますが、やっぱり来年こそ完走を果たしたい想いが強く心残りとしてあります。
自分としてももう少しスピード強化を図らないと、今後のレベルアップにも現実的には厳しいと感じました。
トレランは山から入ったので、普段のロードトレーニングは正直あまり好きではなく、道志村トレイル直前でもほとんど練習しなかったので、その辺りの甘さも改善したい部分ではあります。
今回は自分自身の課題を色々と確認できたので、勉強になったレースでした。
まだまだ甘いですね。
道志村トレイル自体はすごく走っていて気持ちの良いトレイルでしたし、起伏も激しく、スピードレースな部分が強く、なかり脚力を要求されるレベルの高いレースだと印象に残りました。
普段の力不足がダイレクトに結果に現れやすい、経験値のいるレースでした。でも、トレランのレースは結果はどうであれやっぱ楽しい!!
レース後は温泉入浴のサービス券を使い、道志の湯で癒やされました。
今回は一人で参加しましたが、同じ宿で泊まった方とも知り合えたのも嬉しいですね。
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