2014-06-03

山シャツ


山シャツ。


シャツは昔から山で使われていたもので、今更特に真新しさはないとも言えるんですが、今年は雑誌やショップでもクローズアップされているアイテムです。シャツを見直そうという傾向のような気がします。
自分の持つシャツのイメージは「山の親父さんが着ている」なところでしょうか。
けっこうこのイメージが好きで、個人的にわりと前々から着ていたので、注目されるのは不思議な感じなのですが、これって懐古主義なのかなぁ~という感じもあります。
おそらく、どちらかと言えば年配の方々が着ているイメージが定着してしまっていたのでどこか敬遠されていた部分があり、なんとなく可哀想な山シャツ君でしたが、ようやく陽の目の当たる?時代が来そう?なのでシャツ愛好家としては嬉しいかぎり。

子供の頃からあまりスポーツが得意ではなかったので、スポーティーな雰囲気のあるジッパーシャツなんかは見た目的にもしっくりこない部分があったのです。
文学的な雰囲気の着こなしを山にも取り入れたくて、それならシャツは最高のアイテムのひとつではないのか。。。
そういった感覚でシャツを好んで着ていたので、個人的な好みでは丸眼鏡なんか合わせたらすごく良さそうです。
丸眼鏡も今より昔のほうがずっと全盛だったので、古い山の写真なんかで見てとれる登山者の着こなしはかなり最高ですね。


肝心なシャツは使えるのかという疑問ですが…
今の時代化繊素材が山ウエアの主流なのです、化繊生地がそこまで浸透していなかった頃からウールなどがシャツに好んで使われていた素材なんでしょうから、今の山シャツはずいぶん機能的になってきたとも言えます。
かく言う自分もウールの厚手シャツは秋冬に愛用しており、速乾性のある化繊シャツはおもに春夏に使い分けています。
化繊100%ではなくコットンが入っているシャツもあったりして、こちらもハイキングなどにも良さそうです。
その中でもノースフィスの物は消臭繊維を織り交ぜてくれているので、汗をかいた後でも清潔感が残ってくれ、化繊の弱点でもある臭い残りを防いでくれる高機能になっています。
もう、機能的な部分でも全然ジッパーシャツに遜色ないとも言えます。

タウンウエアとしてはシャツはマストアイテムなので、単純に山で少ないのも腑に落ちない部分ではありましたので、僕らのような若い世代のハイカーにもどんどん着て欲しいアイテムです。
これからは色々な柄が山を彩ってくれる時代が来ることを、陰ながらそっと祈っております。


-Mountain Hiking-
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