天候:曇りのち小雨
アクセス:西武秩父線の高麗駅下車。徒歩にて40分ほどで岩場に到着。
…今回は人生初の岩場にてロッククライミング。本当は谷川岳に登る予定が来れないメンバーが続出!どうするか迷っている最中、山岳会に所属していて谷川や冬のバリエーションまでバリバリこなる友人B君に誘われ、それならとM君も連れだってみんなで日和田へGOなのでした。
普通の岩場が出てくる登山道なら大好きなんだけど、それじゃないロッククライミングは未体験なのでどうなる事やら…
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まずは都心から電車を乗り継ぎ西武秩父沿線の高麗駅で下車。さっそく駅前にはトーテムポール?がお出迎え。でも星野道夫のアラスカ的な雰囲気はなく少し怪しげなシンボルとしてそこにあった。しかも巨大っ!汗!
よくよく調べると、観光案内の看板には渡来人の故郷と伝える高麗の由来などが書いてあり、歴史好きを刺激する。確かに改めて見てみるとすごく朝鮮的なもので妙に納得した。
とりあえず岩場まで徒歩。アプローチは現地に到着してからでも歩きやすいようにと考えアプローチシューズで来たけど、道中はスニーカーでもまったく問題ありません。
日和田山にはそれぞれ“男岩”“女岩”と呼ばれている岩場があり、クライミング初心者の練習課題としても最適になっている。関東のゲレンデとしては人気のスポット。
この日はすでに先着で男岩に登っているグループがあったので、自分たちは女岩に登ることに。
やはり平日だけど、早速に日和田の人気をうかがえる。
ビレイヤー。この役目は岩を登る人(クライマー)が落下した時に、墜落距離がなるべく長くならないようにブレーキをして安全確保をする大切な役割をします。ちゃんと方法を理解してないとかえって危ないので、経験者が無難。
自分はできないのでお願いすることに。
トップロープと言って、岩場の上に支点があるので、そこにロープをぶら下げて岩を登っていくのです。ジムと違い決まったホールドもないので、そこは自由に岩の弱点を探りながらゴールまで目指していく。
もし途中で落ちてしまった場合はビレイヤーが制動をかけてくれるので、地面まで落ちきらないという訳で。当然地面に落ちきってしまえば大怪我に繋がるので、登るクライマー側と万一の落下に備えるビレイヤー側の二人で具合を確認し合いながら進んでいく。呼吸が大事。
世界の高峰の大岩壁を登る、登山家やアルパインクライマーは固い信頼で結ばれているのも頷ける。
みんなでワイワイ登る。
こうして外岩に登りに来るのは初めてなので見てる時は本当に登れるのか疑問だったけど、いざ登りだすと面白く集中できた。ジムも面白いけど実際こうして自然の岩をよじ登るのは精神的な開放感も素晴らしいし、落下しないように工夫しながら上を目指すのは一発勝負な気持ちになれるので感覚が磨かれる気持ちになった。
クライミングシューズ。これで普通に登れたので、やっぱり専門的につくられた道具は違うなと実感した。
少し小雨が降り始め男岩に取り付いていたグループが帰り、日和田のゲレンデはがら空きに。
ただ天気が微妙な気配がしたので自分たちも帰ろうかとなりかけたけど、少しだけ登りましょうという事で、男岩にトライする事に。
男岩には支点にロープをかけるためにB君が登る。さすが日頃から岩登りをしてるだけあって見ていても動きが違う。
そうして各自一本ずつ登り日和田を後にした。
これ、自分です。
クライミングの詳しい事は分からないので、教えてもらいながら楽しんで登れたので良かった。
でも、単純に楽しめたのでよい休日になったのは確かでしょうか。