前回は15年の12月以来です。しかも山ネタじゃなかった( ゚Д゚)/!!
今回は自分が使っているハイテク山道具の紹介です。
GPSとは……
- グローバル・ポジショニング・システム(英語: Global Positioning System, GPS、全地球測位システム)とは、アメリカ合衆国によって運用される衛星測位システム(地球上の現在位置を測定するためのシステムのこと)を指す。
とまぁ、とにかくハイテクな訳です。
機種名:GARMINN社/GPSmap 625SCJ
今となっては、(2016年2月時点。最新機種としてGPSmap 64SJが販売されています。)旧モデルになっている自分の相棒です。
高額な物ですが、山を始めた時からいつかは欲しかった道具のひとつだったので思い切って買いました。
山では道迷いは遭難に繋がりかねない危険な状況なので、初めて行く山の地図上に“迷”なんて注意書きがされていると要注意!身近な丹沢でも一部、迷いポイントが存在するので、道迷いは自分にとって無関係な蚊帳の外ではなく、いつ起こってもおかしくない事なんです。
樹林帯や見晴らしの悪い不明瞭な尾根では自分のいる場所を確認しようにも、隣の山が隠れてしまっていたりと、地図で現在地を確認しようにも目標物が見当たらずに困難な場面に直面する事は全然珍しい事ではないです。やはり危機管理というのか(ちょと大げさな言い方ですけど)、予防線は張っておきたいものです。
通常使う場合では電池の消耗度は省エネモードで稼働させていますが、ざっくり7時間前後が目安で、山行の行動予定時間により持参する電池量を調整しています。今では充電池はかなり役立っています。道が不明瞭なケースではもう少し電池の消耗度が高いです。
基本の地図モード機能。これでほぼ誤差なく現在地を把握できる可能性が高い。
単純にこれだけでもGPSの価値を実感させられました。ただ衛星からの電波が届きにくい場所にいるとアンテナ感度が落ちるので誤差が出やすくなる可能性があります。
高度グラフ機能。進んだ行程の標高差を確認できるので見ていて楽しいです。
トレランの時などは特に。
コンパスも基本的な機能としてはやっぱり便利です。
地図読みは山歩きにとっても大切な スキル。
実際にはGPS以外にも地図とコンパスは持っていきます。機械なので急な故障も考えられるし、単純に電池切れも起こりますので。それと、実際に歩いている場所が正解なのかの答え合わせを行うのにGPSがあれば相当に役立ちます。個人的な地図読みスキルはまだまだ未熟なので、この答え合わせが結構な勉強になっています。
実際に冬山に入った時でかなり役に立った経験をしました。かなり助けられました。
- 八ヶ岳の三ツ頭~権現岳手前の尾根上の通過。
- 甲武信ヶ岳の十文字峠に取り付くまでの沢沿いの樹林帯。
八ヶ岳では人生初のホワイトアウトになり、ほぼ先の視界が効かない中での行動で、進むべき道や方角を教えてくれた。
甲武信では豪雪直後の山行で、かなり複雑な地形の中で登山道の手がかりを発見するのに役立ちました。
気分的にはGPSがなければ即撤退ぐらい追い込まれたのですが、なんとかトライしてみて行動に展望がひらけた山行でした。甲武信はラッセル地獄が永遠に続き、結局ゴールとなる登山口まで日数的な制約があり辿り着けなかったのですが、八ヶ岳は縦走を続け無事に終えれた思い出深い山行になりました。
基本的に機械は得意なタイプではありませんので(苦笑)、PCを使えば地図データの転送のやりとりを行ったりGoogleMapに編集できたり、カシミール3Dに変換したりと聞きました。あくまで人から聞いた話なので間違いだったらスイマセン。
とまぁ、色々遊べれるみたいです。
でも、自分的には現在地が分れば最高に助かっているので、これ以上の事は望みません。
でも、誰か助けてやってくれる人がいればもっと最高です(笑)!
-Mountain Hiking-
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【GPSmap 625SCJ 】
重量 / 168g※電池除く本体重量
メーカー / GARMIN