2013-10-11

ハセツネ試走-3- /奥多摩【笹平から生藤山、浅間峠の笹尾根の道】

日程:1DAY/単独/2013年10月
天候:晴れ。
アクセス:JR武蔵五日市駅下車。浅間尾根登山口バス停より入山。帰路は奥多摩駅へ直行。
Course MAP

より大きな地図で 日本山岳耐久レース区間コース③ を表示


【行程】
浅間尾根登山口バス停~大羽根山~笹尾根合流~西原峠~三頭山~鞘口峠~
月夜見第二駐車場(第二関門:2日目/4:00制限)~御前山~鋸山~奥多摩駅
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前回コース試走を走った続きを行いにやってきました。今回で3回目。

スタートは浅間尾根登山口バス停から、朝のはやい時間帯でも武蔵五日市駅からバスが出てます。
笹尾根に合流するため途中まで大羽根山を経由して枝尾根を登ります。
浅間尾根登山口バス停からすぐに登りがスタート。そこまで急な登りじゃないのでウォーミングアップには最適な感じ。

笹尾根までは大羽根山を経由して登るのですが、色々な植物が豊富なのか植生看板が。
確かに気持ちの良い場所でした。
登山道も明瞭。ハセツネ練習のアポローチとしても十分使える所です。

すっかり秋の気配。走りに来たのになんか腰を据えてゆっくり楽しんでしまいました。反省。

大羽根山の山頂
大羽山までは自分のペースで55分ほどで到着。
大羽根山展望台からの景色。 三頭山などの好展望が得られます。

本番で履くことにしたモントレイルのマウンテンマゾヒスト。 散々迷ってここに落ち着いた。
フィット感と踵の衝撃吸収性が良いので、そこまでスピーディーじゃない自分にはこれぐらいがいい。

笹尾根からの富士山ビュー。今日は天気もよく蜂さんもブンブン、行動食を食べてたら顔の周りをブンブンブン蜂が飛ぶっと♬♫♩♬ (何もしなければ蜂は攻撃してこないですよ。スズメ蜂は例外。)

この日は休日もありハセツネ試走のランナーも沢山。
サロモンのベストパックが大人気なんですね!?流石のキリアン効果。


三頭山の登りが辛いという評判でしたが、個人的には第一関門の浅間峠までの行程ほうが大変に感じました。この日は体調も良かったのもあるけど三頭山の登りが辛くなく、時間も予想以上に早く登れました。
今回の試走からトレッキングポールを使用したのにも助けられたかもしれません。
やはり、登りのサポート力は絶大。

三頭山の避難小屋 
避難小屋の前で犬に遭遇。ペットハイキング?は珍しいので写真撮らせてもらいました。
2009年に奥多摩縦走を歩いた時も立ち寄ったけど相変わらず避難小屋は立派。トイレもあります。
三頭山の山頂
三頭山は奥多摩三山の一座。山頂一帯は“都民の森”と呼ばれる自然公園になっており、山頂は多くのハイカー、ランナーで賑わっていた。
自分も隣におられたマダムと15分ほど談笑してしまった。

都民の森ではブナ林の心地よいトレイルを走り抜ける。

都民の森は散策などのハイキング目的となる枝道が数多く整備されているので、道迷いに注意したいところ。案内看板を見落とさずに鞘口峠方面に進めば間違いないです。

鞘口峠
広々とした峠。木枠に囲まれた展望台がありました。
鞘口峠から風張峠へは山腹を巻くように進みますが、けっこう道が荒れていた部分もありました。当日はヘッ電を便りに暗闇の中を進むのでコースアウトしないように注意したいところです。
意外と進むのにも時間がかかりました。
風張峠
鞘口峠からの荒れ気味のトレイルをやり過ごすと、舗装路が下に見える風張峠へ出てきます。
月夜見駐車場まで一部、道路を走る所がありました。
峠から少し進んだところで耐久レース40キロ地点の看板あり。
走っているランナーに教わったポイントで、写真のような赤と黄色で塗られたものがハセツネ目印だそうで、確かに道は正しく導いてくれた。

月夜見山周辺のトレイルも気持ちよく走れます。

月夜見山の山頂
山頂部は広々としていて休憩しても邪魔になりにくく、当日もいいポイントになりそう。

月夜見第二駐車場
舗装路を少し走ると第二関門(距離にして42キロ地点)が設置される駐車場に到着。
ようやくここでエイドステーションになる。
エイドでは補給させてもらえるのは水分のみで、しかも先着順には優先でスポーツドリンクが支給されますが、時間が遅いとお水に変更されるそうです……

「おぉぉダコタやん!」
駐車場の左側脇より御前山へとトレイルコースは続いていくのですが、ちょっと疲れたところでコレを見れたのでテンションが盛り返せた。

おそらく天神山と思われるピークの激坂
大会当日はコース途中に超えていく細かいピークを登るのか巻くのかハッキリすると思うんですが、試走段階ではちょっと分からないのでとりあえず超えて進んでいるのですが、ここは失敗した感じ。
天神山のハードすぎる激坂(泣)!!
やばすぎるぐらいザレザレで全然シューズのグリップは効かないし、斜度が感覚的には45度くらいある斜度の落ち込み具合……これにはマジで面食らいました(泣)!!

小河内峠。標高はここで1050メートル。

少し甘く考えていたのが、月夜見から御前山までの区間。
しかし感覚的にはけっこう辛かったです。
大会では中盤どころなので、ここもペースが重要です。

ここまでなんとか試走してきましたが、けっこうハードなイメージが出来上がってしまった。本当乗り切ることができるのか…とか。膝はここまで無事なんだろうか…などなど。
やはり不安が脳裏をよぎっていしまいます。
でも、本番になれば前に進んでやるしかないのが耐久レース。不安な自分には今のところ楽しんで参加するのが良薬かもしれません。

御前山の山頂
山頂は少し樹林に囲まれ展望が少しだけ。奥多摩三山の一座。

ハセツネは足全体を包むサポートタイツは使わずに膝部分はテーピングにします。
今回の試走で本番でも使うKT TAPEを試してみました。 けっこう調子よく関節部分をサポートしてくれました。

鞘口山
距離が長かったのもあり、けっこう日が暮れそうな時間帯に鞘口山(1142メートル)に到着。
あれ、ここがピーク?って感じでした。

大ダワ
舗装路と合流する大ダワに到着。耐久レースはこのまま大岳山へと続くのですが今回は鋸山を経由して奥多摩駅へと下りました。
鋸尾根も少し急な岩場箇所もあるので、十分に注意したいコースです。

今回は距離も長く完全に日も暮れて思いがけず夜間走行に。
本番でもレースの鍵となるナイトラン。基本的には山中は明るい時間帯での行動が基本的だけど、トレラン耐久レースに限っていえば夜間走行はよくある話。怪我や道迷いに注意したいものです。
ヘッドランプの明かりはトレランの場合は走るので、少し遠い視線の先までを不安なくしっかりと照らしてくれる、なるべく光量の多いタイプがオススメです。
ガスに包まれたりするとLED光が拡散してしまい視界不良になりやすいので、
自分も170ルーメン以上をメインと、80ルーメンをサブで持って行こうと考えています。


山を終えた後のコーラは格別もの。

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【 COUSE TIME 】
浅間尾根登山口バス停(55分)大羽根山(30分)西原峠・槇寄山(70分)三頭山(35分)鞘口峠(40分)風張峠(15分)月夜見山(5分)月夜見第二駐車場(35分)小河内峠(25分)惣岳山⇒(30分)御前山(40分)鞘口山(35分)大ダワ(60分)奥多摩駅
■走行時間(休憩含む)/7時間55分
■歩行時間(山と高原地図)/11時間50分

Trail Runのページ。