2013-10-23

水分の摂取量を考える。

山を登っていて、ふと疑問に湧くことがあります。
“ なぜ自分はこうも水分を摂れないのか… ”

普段ならもう少し飲むのに、山に行けば更に摂取量が落ち込むのです。
自分のこれは、水分が足りなくて苦しむパターンのまさに逆パターン。

水分摂取の目安量は自分の場合、体重が48キロ~51キロで変動する(超長いサイクルをかけゆったりと)ので、50キロと設定して計算すると…

体重50kgの成人の場合、
50kg×50ml/kg=2500ml=2.5リットルの水分摂取が目安。 


あくまで、科学的な見地に基づいた立派な計算方法なのに。自分の場合はまったく当てはまらないのです(TwT)
たぶん長いこと生活してきたリズムもあるので絶対的ではないにしても、ちょっと不安に思える。

自分の場合だと…
■日常レベルでは1日2リットル程度は飲みます。飲まない日では1リットル以下が1週間に何日かあり。
■山歩きの場合よっぽどじゃなければ1リットル飲まない。だいたい500~800ccの間。

山で飲めない要因としては…
■飲まなくても動けてしまう。
■汗をかかない。
■トレランの場合に限って言えば水分が溜まると胃が揺れる可能性があり少しずつの量で動ける。

よく、一緒に山に行った人に驚かれるのですが、山を始めた20代前半の頃から別に断食みたいに我慢してた事もないのですが、水は本当に飲まなくても平気だったです。数年前に山で出会ったおじさんのアドバイスで、
「君も高みを目指すならば山での水分は我慢しなさい。」
と言われてしまったのがあり、その時は自分でも西穂高から槍までテント縦走の最中にでしたから、山登りのモチベーションがバリバリ上がっていた頃です。
※このおじさんの実力は西穂高奥穂高間の縦走を毎年、夏と冬にやる超強者の人です。
いわゆる最強レベルの人に忠告されたので、山の猛者の仲間入りができると勝手に息巻いていた自分にとっては神レベルの一言でした。
なので、別に飲まなくても大丈夫なんだと。ある意味で自覚してしまい、山で飲めない体質になり、今にいたるのです。


さらにこれですよ。

水分不足で出る症状

水分欠乏率症状
1%のどの乾き
2%強いのどの乾き、ぼんやりする、食欲が失われる
4%動きの鈍り、皮膚の紅くなる、イライラする、感情が不安定に
6%手足のふるえ、抑うつ症、頭痛、体温や脈拍・呼吸の上昇
8%呼吸困難、めまい、言葉がうまくしゃべれなくなる
10%目を閉じると平衡感覚が失われれる、失神、舌が腫れる、循環がうまく働かなくなる、血液濃縮および血液の減少、腎機能不全
15%皮膚がしなびてくる、飲み込みが困難、目の前が暗くなる、目がくぼむ、聴力が弱くなる、皮膚の感覚が悪くなる、舌がしなびる
18%皮膚がひび割れる、尿が作られなくなる
20%死亡
やっぱり水は人間にとって大切な役割でして。


みなさーん。
説得力ないですが、お水はちゃんと摂ってください\(^^)/


-Mountain Hiking-



詳しくは外部サイトにて。参考になります。