2015-08-07

出たいトレランレース

ここ数年かなりの勢いでトレイルランイングの大会(レース)が増えています。
大手メーカーがバックアップしているものもあれば、ローカル的なものも作られたりしています。
個人的にも情報サイトをチェックしたりしても、そのサイト自体が新設された大会に追いつけていないのが現状でした。

少しでも面白そうな。挑戦したくなるような魅力的なレースに参加したくなるのは、一度でも大会に参加した事のあるランナーでは素直に思う部分ではないでしょうか。
レースの特性によっても得意不得意はある部分なので、運営側が公開してくれている情報の中から少しでも自分に合うレースに参加し、走り、完走すれば日々トレーニングしていた結果が報われますし、さらに少しでも良い成績になれば大会に参加した満足度にも繋がるものだと思います。


最近購入した本がこれ。
なんと全国で開催されているレースが150本も載っている!!
これがあれば参加する大会を見つけやすいはずだし、レベル分けしてあったりと便利そう!!
自分もこれを参考に参加するものを組み立てていきたいところですね~。

今までそのレースを走ってみたり、また自分の参加してみたい大会は以下の通り……

日本山岳耐久レース
通称ハセツネ。この大会にエントリーするだけでも困難なぐらい、瞬殺かって(苦笑)
エントリーが先着順になっているのでクリック合戦とでも言うのか。一年間待ちわびたのに夢が一瞬で消し飛んでいくあの感覚は本当に勘弁してほしい!
でも、2013年に幸運にも走れて思ったのは、エイドも一カ所で辛い内容ですが、活気に満ちあふれていて参加できた充実感は半端ない!最高のレースです。
自分の中でも叶うならば毎年走ってみたい目標のひとつです。

信越五岳トレイルランニングレース
実は今年も参加するつもりだったのですが、エントリー期間が去年から異なり、さらに先着順だったみたいで夢に散りました(T_T)/つらい…
走ってみて相当に気持ちよかったですし、レースで使われるトレイルの美しさは相当なレベルでした。エイドの内容も充実していますし、距離は100km越えですが、UTMFの力試しにこちらはかなりオススメです。かなり走りますし走らされます。
自分も去年初参加でしたが、もっと強くなってもっと早いタイムで今度こそ。の思いが強いレースです。

UTMF
これを完走すればあなたも100マイラーです。もうこのレベルまで来ちゃうと完走できる事自体が素晴らしく、ある意味順位ではなくなってくる領域のレースです。よく欧州のUTMBと比較されてしまうようですが、走れる100マイルもやばいでしょ!足も持たないっすよ!
今年の最大の目標レースでしたが残念ながら抽選落ちで一気にモチベーション低下になりました。
来年こそは是非大会の舞台にたてれるように今から願うばかりです。
同開催のSTYも含めて、これも毎年でも出てみたいレースですね。

道志村トレイルレース
距離じゃないですよ中味ですよ!って痛感させられたレースでした。前年にハセツネ完走したからってろくにトレーニングせずに完走できるかな、なんて甘く見てたら見事に撃退されました。
今年は参加できませんでしたが、自分の位置づけとしては春の大目標です。

上州武尊山スカイビュー・ウルトラトレイル
内容は日本国内でも際だって過酷なレースのひとつです。かなり、過酷です!!
これも完走できるだけでランナーのレベルが分かるもので完走者は間違いなく上級者です。
てか完全に興味本位で参加すると泣きそうなレベルなはずです。でも、いつかはチャレンジしてみたいレースです。

奥三河パワートレイル
信越五岳に参加した時に初めて存在を知りました。
第一回の完走率が30%と相当に低かった原因は何なのか…この完走率を見て興味を抱いたランナーもいるはず…少なくとも自分はそうです。来年は道志とこのレースを目標にしようかと今から考えています。石川さんがプロデュースしたレースの中では完全に異色な仕上がりっぽいので、本当に興味が尽きないです。

伊豆トレイルジャーニー
これは鏑木ファンとしては一度参加してみたいです。
レースまでの調整が難しそうな時期に開催されるので、本当の意味で力量が試されそうな、そんな気がします。

裏磐梯山岳耐久レース
開催年により距離やコースも変化。さらにコース上には案内板やエイドも一切なしというハセツネより辛いんじゃないか?と全くのサポートなしの男前なレースです。やはり完走率もめちゃくちゃ低いです。本来トレイルランレースは案内板やエイドが存在するので、長い距離でも走れる下地があるのですが、これままさに真逆を地でいくような上級者むけの存在です。
これも完走するには相当なレベルを求められそうですが、大人なレースを語る上では参加してみたいです。


と、自分の中で思いつくモノをいくつか挙げさせていただきましたが、西日本開催の氷ノ山や東山三十六峰、北九州平尾台。
神流や奥久慈なども参加したい大会です。
ここで是非大会側の方にお願いしたいのですが、エントリー方法もネットなどの先着順ではなく、エントリー期間を設けた抽選式にしていただきたいですね。
ロードマラソンの東京マラソンという日本でも最大級の大会でさえ抽選式ですし、トレランの大会もこの方法にするべきだと思います。せっかく目標にしていたレースが一瞬で締め切られるのは本当に辛いですし、今後のトレランを普及させる意味でも先着エントリーは、真の意味での参加開放には少なくともならない気がします。例えばハセツネでも、その日の時間帯にパソコン前に貼り付けるのは、仕事を休んでいるか職場に特別に事情を汲んでもらい、クリック出来る人間に限られます。それでも5分足らずでサーバーダウンのネット障害が発生し無理な無理な訳ですよ。
先着にする意味も分かりませんし、必ずしも危険がゼロではないトレイルを利用する訳ですから、先着にしてそれでランナーの実力が計られ安全性に繋がるなら理解できます。

やはり参加したいと考えている人達の間口を広げる意味では、抽選式にすればいいと感じます。
レベルの高いレースを前提に言うならば、かりに安全性を主催者側が担保したいのなら、“18歳以上の完走できる自信のある体力を有する者”という誰でも申告せずに参加できるようなイージーなレベルではなく、レース規模を例に取るなりして完走経験のある者を、しっかりと線引きをすれば良いのではないのだろうかと考えます。
初心者向けの大会なら間口は広い方がトレランの普及にももちろん繋がっていくわけですから。

マジで本当に、この要望とか参考にしてくれませんかね!?