2014-07-30

SOLLEONE エスプレッソパスタシリーズ

『 SOLLEONE 』

山で食べる食品シリーズ。今回はパスタ。
SOLLEONE〔ソル・レオーネ〕の5分の短時間で早茹でが可能なエスプレッソパスタシリーズ。

作り方は超簡単。袋を開封し指定量のお湯を沸騰させ、そこに中身を開け焦げ付かないように火にかけていくだけ。
まさにネーミング通りの、山で本格的なパスタが食べられる夢のような山フードです!!
と、言いたいところだけど。そこはインスタント。
パッケージ写真ってイメージなのね?!全快な雰囲気(笑)。
ま、味は悪くないんですけどね。

こんな感じで粉末調味料と麺を一緒に茹でてゆく。
グツグツグツと…なかなか強烈な臭いが食欲を刺激。蓋はせず煮立たせて完成させてゆく。
ハイキングでは何時も5分以上調理時間が必要だったけど、標高の加減で仕方ないのかと思ってましたけど家庭で調理しても時間は変わらなかった(笑)。

するとすると、こんな感じで完成!!
どうでしょう?なんかソーズ焼きそば的な雰囲気ですけど、食べればちゃんとパスタです。
パスタならではの歯ごたえも意外とあり、ちょっと味付けは濃いめ。

調理の後はクッカーにソースが残り、後片付けが少々大変なんですけど、ハイキングで手早くパスタが食べたい人には良いかもしれません。
今回紹介した味はトマト&マッシュルーム。他にもクリームソースやリゾットなんかもラインナップされてます。


-Mountain Hiking-



2014-07-25

地図を広げて足を伸ばせば

ハイキングに必要な地図。コースの状況などの情報がわかり役立つ。
初めて歩く場所などには忘れずに荷物に入れたいところ。

自分は昭文社の『山と高原地図』シリーズと、国土地理院から発行されている『1/25000地形図』を使っています。
前者はハイキングの目安となるコースタイムやコース状況などが情報として載ってあり、北海道から九州までの日本の主だった山域がシリーズ化され発売されている。
後者はコースタイムなどの情報量は少ないんですが、等高線の縮尺が大きく地形をしっかりと読み取れるのがメリット。特にGPSを持ってると地図を読み取るのに役立ちます。

地図があれば自分の歩くコースも理解できるし、道迷いの防止にもなり助かります。
“遭難”って言葉だけ聞くと自分とは関係ないなんて根拠のない事を言い出す人がいるけども、本当にそうなんだろうか?絶対なんて中々ないし、情報源となる地図も持たずに山の中を歩いている訳なので、普通に考えたら怖い話です。

1/25000地形図
と、少々前置きが長くなったけど。。。
写真の地図は国土地理院の鎌倉の地形図、昭文社では未掲載の地域です。ネットで調べれば鎌倉ハイキングコースとして紹介されていますし地図のダウンロードも可能なので、わざわざ買う必要もないかもしれません。
もともと自分は地図を見るのも好きだし、歩いた場所はこうして地図として手元にコンプリートしたいので集めているんですけどね。



鎌倉市街はハイキングはもちろん、トレランするにも好都合という事で急激にランナーの人気を集めている地域。観光としても武家の街として歴史ある土地柄ですし、アウトドアで遊んだ後でゆっくりと鎌倉散策もできるので、すごく魅力的な感じ。

今まではハイキングとして楽しんでいた所でしたが、地形図を見てみると各コースを繋げていけば結構ランも楽しめそう!!
北鎌倉や長谷など、鉄道駅の間隔も全然遠くないのでその日のコンディションや気分によって様々なコースレイアウトもとれそう。
ロードと自然道を絡めるなんて、まさに鎌倉ならではのトレランスタイルを楽しめそうだし。


やっぱり地図からは色々な事が想像できるので、じっくり見てみると案外に楽しめる。
これからも地図にはお世話になりそうです。


-Mountain Hiking-
















2014-07-18

鯛焼きに夢中


僕は甘党です。
洋菓子よりも和菓子党。特にあんこが大好きなので、ここ最近は代表格とも言える鯛焼きに改めて夢中になってます。
東京に越してきてから『鯛焼き御三家』なる名店の存在を知り、マイブームの火付けの要因に。

まず鯛焼きには養殖モノと天然モノがありまして、これを区別すると、養殖は一気に複数枚焼くことのできる釜で出される鯛焼き。天然は一枚のみ個別になっている釜で出されるのが特徴です。
天然のほうが手間がかかり技術がいりますが、これがまた旨いのです。
天然モノに出会ったのは『鳴門鯛焼き本舗』が初めてで、それまでの鯛焼きの価値観がかなり変わりました。ちょっと驚きの旨さだったのです。

まずは御三家以外の鯛焼き屋を数軒巡り、東京鯛焼きのレベルを舌で感じつつ…
とうとうこの間、四谷の『わかば』へ満を持して実食へ。
餡が程よく塩気もあり飽きのこない甘み感。皮はさくふわと歯ごたえ良く、皮自体の主張もしっかりとありました。すごくバランス感の高い味でした。香りも嗅覚を刺激する芳香。
満足すぎる鯛焼きで、こりゃあ御三家の実力を思い知ったのでした。
おかわりも難なくいけるクオリティ。これで一匹150円なんですから、鯛焼き最高ですわ。





2014-07-16

THE NORTH FACE/Devils Thumb(ノースフェイス/デビルズサム)

道具紹介。今回はトレランシューズ。

THE NORTH FACE〔ザ・ノースフェイス〕 のDevils Thumb〔デビルズサム〕です。



このモデルは数年前の物なので今はもう市場には出回ってないのですが、初めて使ったトレランシューズでした。

その頃、初めて参加した大会が新城10Kで、もっぱら歩くのみだったのが山も走ってみると面白いぞ。となりローカットのハイキングシューズで走ったのでした。新城を走り終え、目の前を高速で走り去るランナーの世界に度肝を抜かされた訳でして、善は急げという事で急に専門シューズが欲しくなりまして……

当時ノースのトレランカテゴリーの靴では確か〔ラッキーチャッキー〕というモデルが中心で、見た目も好みで履いてみたかったんですけど、いざその時には残念ながら廃盤になっており。
そのままお店を退散する気持ちにもなれず聞いたところ…
「これが後継モデルです。」
との店員さんの一言がこれとの出会いの理由。

今ではけっこう靴の事も分かり、ずいぶん特徴的な事も分かるようになったんですけど、当時は全然トレランの場合に何を選んで良いのか解らない事だらけ。
なかなか無い知識を絞り出し、店員さんに質問をぶつけつつ少しずつ理解を深めようとしてました。
ラッキーチャッキーに一目惚れ状態だったので、これにも勝手ながら親近感を抱きつつ購入する事に決めたのでした。

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それから地元の山を走るようになり、トレランの魅力にハマっていく訳ですが、何をトチ狂ったのか(笑)、関西ロングレースの代表格である『氷ノ山トレイル80マイル』に参加する事になったのでした。しかも栄えある第一回開催。

しかも大会直前の土壇場タイミングで又々トチ狂い、別の靴を新調してしまい浮気心のまま走り結果、途中でリタイアという苦い経験をしたのでした。
結果的に新調した靴のサイズをタイトに選びすぎ、リタイヤのショックも重なりトレランへの意欲が萎えてしまった訳です。

そうして気持ちのリハビリ時期を過ごしつつ去年ハセツネを完走するに至ったのですが(この時は本当に嬉しかったです。)。
トレーニング最中に穴が数カ所空いてしまいハセツネは別の靴で走ったのですが、このデビルズサムは走りやすく初めてのトレランシューズとしては大満足の一足でした。
少し幅が広くて、かなり靴紐を絞って使っていますがグリップ性能は高く、現行のモデル達よりもここは優れている良い点にも感じています。最近のノースの特徴は何となくロード兼用も意識したタイプが多くて、確かにスピードが出やすく使いやすいのですが、やっぱりトレイル本来でのグリップ力がもう少しあればなと感じています。

ボロボロになってからは、専ら街履きやロードトレーニング用途として余生を過ごしているデビルズサムですが、完全に駄目になるまでは大事に履きた続けたいのです。


-Mountain Hiking-
Trail Runのページ。 …トレランのページです。




2014-07-10

富士山


富士山


私たち日本人の心の山。とも讃えられます。
綺麗な三角形のどこから見ても端正な顔立ちで、見る者を魅了する素晴らしい山です。

色々な山からハイキング中にふと富士山が見えたりすると、いつも新鮮な感動を味わえます。
すごくパワーをもらえるし、何回見ても飽きないもんだなぁと。つくづくそう感じます。

その秀麗な姿からは想像できないほど春や冬の季節では、冬山経験者でしかなかなか登頂できないレベルの、それこそ厳冬期においては命の危険性も左右しかねない厳しい本格的な山になりエベレスト登山を目指す人々の雪の道場になります。
毎年7月にもなると吉田ルートを皮切りに開山シーズンとなり、ご来光を一目見ようと多くの登山者で賑わう夏山のメッカへと様変わりします。

自分自身も夏に登った富士山がキッカケで、ハイキングが大好きになり、色々な素晴らしい景色に出会うことが出来ました。まさに富士山様々です。
でも、その時は雨が激しく天候不良のため八合目までにて引き返す結果に終わったのです。
「なんて自然って厳しいんだろうか…」
そんな感想が出る少しほろ苦い夏の思い出です。


よく富士山は登山経験者から「見る山で登る山ではない。」なんて揶揄される事もあるんですけど、僕の中では「眺めるのよし。登るもよし」な大好きな山です。
今まで四回登りましたが何故だかいつも雨に泣かされていたんです。ようやく去年に歩いた御殿場コースの途中より、ささやかではあったけどようやく雲海の隙間の中から念願の御来光を見る事が叶い感動したのを、この記事を綴りながら思い返しています。

“太陽のパワーを体いっぱいに感じ取れる時間”って表現が自分の御来光の素直な感想ですけど、やっぱりいいもんです。


ここ数年の富士山に抱く自分的な感覚としてはトレランのUTMFが、やっぱり心の大部分を占めているところです。
この大会を通じて新たな富士山像を心に抱きたいと強く感じています。
歩くのも走るのも受け入れてくれる大きな存在として、やっぱり素晴らしい心の山である事は変わらなさそうです。


-Mountain Hiking-



2014-07-06

スーパーフィート インソール

山道具の紹介。今回はインソール、靴に入れる中敷きです。

メーカーはSuper feet(スーパーフィート)を気に入って使っています。


このインソールの役割は踏み込む着地時において足元を安定させる効果があります。
それによって足運びのロスを軽減させ、疲労を軽減してくれます。さらに本来持っている自分自身の足の力(能力)を上手に引き出し使えるようになり、これによりパワーロスも防ぎます。

裏側はこんな感じです。土踏まずから踵にかけて安定させるためのパーツが配されています。

サポートパーツは踵に向かうほど厚みを増します。特に踵に重点をおいている形状です。

踵の骨格形状は誰でも丸くなってます。カップの形状も同様に丸いので、ここが気持ちよくフィットしてくれます。

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足を着地させ一歩を踏み出す動作は、実はかなり複雑な荷重移動をしながら行われています。
足元の軸が回外(外側)したり、回内内側(内側)しながらと繰り返しながら歩行しているのです。
なので、この動きがスムーズにで出来ないと足に負担がかかり骨格の形状も変化してきます。代表的な例で言えば外反母趾などがそうです。

目をつぶって歩くと、たぶん真っ直ぐに歩くことは案外困難ですが、目を開けば普通に歩けますよね?実はあれは無意識に真っ直ぐ歩いているつもりでも、真っ直ぐ歩けるように脳の運動機能の伝達により、色々な身体の動きを使って微妙に補いながら真っ直ぐ歩いているとも言えます。
補う能力が人間には備わっていて、この補う能力が無意識のようで自然にできているのも、もちろん良い事なのですが、身体全体で補いながら動くので、長時間になればなるほど足元に疲労感が残ってしまうのも事実です。
このインソールはそういた足運び時に生じる力の伝達を、よりスムーズに行えるようにサポートしてくれる役目を担ってくれます。

自分の足の形状はと言うと、土踏まず(アーチ)はかなり盛り上げっている形状。
過去に足の形状測定の器械(魚拓みたいに地面との接地面に色が出るやつでした。)で見てみると、地面と接地面である土踏まずの部分がまったく写ってなかったのです!?
説明を受けると、これは体重を支える時に土踏まずを使えずに、踵と指で足を支えているタイプらしく不安定な形状らしいのです。ふむふむ…なんとなく納得…
確かに、ハイキングしていると足元がフラフラしてしまっていて、着地した時にたまに足首がぐにゃっと曲がり捻挫寸前のような時がありました。

それから、半信半疑でこのスーパーフィートインソールを使用し始めてからは、まったく無くなった訳ではないですけどかなりの高確率で足首が曲がる不安定な足元の動きは少なくなりました。
やっぱりかなり効果的やと思います。疲労感も以前よりも少なくなり、膝にかかる負担もけっこう減りました。

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なんか販売サイトみたいな感じの文章になりましたね(笑)。
でも、本当!!インソールを交換するだけでもここまで違うのかって実感できるのは実際に使ってみるとものすごく納得できます。これは真面目に断言できますね。
効果のほどは当然として個人差は出るとは思いますけど、もともと入ってる中敷きを触ってみると違いが分かるのですが、ふにゃふにゃで軟らかい物はほとんどです。これでは体重がかかった時に足元を支える役目としてはちょっと弱く不安定なタイプです。
靴は足を怪我などから保護する為の道具です。中敷きは足元を安定させるための道具です。
やはり良いインソールに変えてあげるだけで格段に効果を発揮してくれるので、かなりオススメなのです。

そんな感じで、今では写真のように色々なタイプのスーパーフィートを使ってます。
カラーによって形状や機能がちがい、種類としては豊富にラインナップされているのも特徴的です。
自分の場合グリーンは主に登山靴。レッドは保温性があるので冬の登山靴に。写真真ん中のグレーっぽいのはなんと素材にカーボン樹脂を使っている薄型でトレランシューズに入れて使ってますが、これがまた良いんですね。
他では写真にはないですけど、普段履く靴にはブルーを毎日使っています。
生活習慣とも大いに関わってくる部分なので、僕は毎日サポートしてもらってます。

他社の同価格(中には高い物もありました。)のインソールも何点か試した事もありますが、ほとんどが部分的なサポート力に重点を置いている物が多く、特にトレランで走ってみると違和感を感じてしまうのがほとんどでした。
かなり疲労度の高い負荷がかかると、さすがにアーチが崩れてしますので、そこで差が出てくる感覚でした。
やはりスーパーフィートは足元のバランスサポート型なので、かなりナチュラルなフィット感が気にいっています。



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