2013-05-31

鎌倉アルプス/【神奈川県】

日程:1DAY/他友人1名/2013年1月
天候:快晴
アクセス:JR横須賀線北鎌倉駅~鎌倉駅/神奈川県
Course MAP

より大きな地図で 鎌倉Hike を表示

今回は鎌倉の市街地にある通称『 鎌倉アルプス 』と地元ハイカーに親しまれているコースを歩きました。
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北鎌倉の駅よりハイキングがスタート。すでに太陽の光が心地よい。
当日の天気は快晴も手伝って、打ってつけのハイキング日和に心も弾みます。
 北鎌倉駅から少し歩けば建長寺の正門前へ。境内地の裏手よりハイキングコースが続いていきます。はっきり覚えていませんが拝観料は300円だったと思います。






すごく紅葉が綺麗で写真に熱中してしまい、ついつい歩みが遅くなります。




歩いたのは平日でしたが、地元のハイカーさん中心でしょうか?けっこう人手も多く人気があることをうかがわせています。


振り返るとお寺もずいぶん小さく見え、けっこう高度を上げたことが確認できる。


遠くには富士山も望め、ますます爽快な気分になる。コース序盤にある展望台から撮影しました。




友人が今回背負っているハイキングパックは、日本のガレージメーカー『 山と道/MINI 』。容量は25リットル。パックウエイト自体で300gなく、素材は極薄のシルナイロン製でシンプルな1DAY向きの小型パックです。





大平山に到着、海などの眺めもよく休憩にはとても落ち着けるいい場所でした。
“アルプス”と呼ばれている通り遠くの山も見渡せて所々開放感のある尾根歩きが楽しめます。
家族連れも多く、地元に愛されているのも感じました。



コースのお楽しみ、天園茶屋に到着です。


それぞれお昼ご飯のカップラーメンは持参していましたが、誘惑に誘われ焼きおにぎりと豚汁を注文。自然の中で食べる時間はいつも以上に美味しく感じさせてくれます。さらに野点がハイキングに彩りを加えてくれます。


自分の背負ってきたのは『 Gossamer Gear/Murmur(ゴッサマーギア/マーマー) 』、容量は30リットル。
カメラは一眼レフを持ち歩いたので容量としてはいい感じにパッキングできました。今回はULザック( …通常のハイキングパックより軽量に作られた物。 )を選択しましたが、荷物が少ない時などは身体にかかる負担を減らしてくれ、足取りも軽く感じます。


天園の茶屋からは良い機会なのでお互いのパックを交換し、歩いてみました。
お互いギア好きなので、歩きながらはリアルに道具の持ち味が分かるので、こういった事が出来るのは嬉しい。



鎌倉アルプスは、すごく生活と近い場所に存在するトレイルでした。
コースの各所で民家と繋がっている生活道がありましたし、散歩感覚で歩けるのも魅力的です。
そういった事を考えながら歩いていると、地元の人々が羨ましくなりました。
山と街とが近い場所にあるのも素敵な環境だと思います。




また観光地としても鎌倉は魅力的な場所なので、ハイキングの後に街を散策できる点も楽しさの幅を広げてくれそうな、極上のトレイルでした。
自分たちも鶴岡八幡宮や江ノ島に立ち寄り、ハイキング後の余韻を楽しみました。

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【 COUSE TIME 】
北鎌倉駅⇒(15分)建長寺⇒(60分)⇒大平山(40分)⇒瑞泉寺⇒(45分)鎌倉駅
【 ADVICE 】
気持ち程度にアップダウンはありますが、かなり歩きやすいトレイルが広がります。
天園茶屋では食事提供もあり休憩するには最適な場所です。
【 LEVEL 】
★☆☆☆☆/距離、行動時間とも短くお昼からでも歩ける気軽さ。初心者向き。

【 Others】
全国八幡宮のひとつ鶴岡八幡宮、鎌倉大仏のある鎌倉の街を散策するのも趣があります。
JR鎌倉駅から伸びる駅前通りは商店が多く軒を連ね、興味をそそられました。
個人的には甘納豆も扱う豆の専門店にグッときました。

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Hike Report …ハイキングした情報をUPしています。




2013-05-28

ハイキング基本装備

一口に「ハイキング」と行っても目的地や季節、行程によっても装備は変化してきます。
荷物を持っていきすぎても重たくなりますし、逆に荷物を削りすぎても計画自体が無謀になりかねません。

ハイキングの行程によって装備の計画もたてますが、自然の中で過ごすには、気分的にはやはり極力不必要な荷物は持たずシンプルにいきたいものです。
でも、基本的な装備は忘れず持って行きたいところです。
先ずここでは、ハイキングを始めるにあたっての基本的な装備を紹介します。


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リュックサック(バックパック)
 必要な荷物を運搬する大切なツール。背負い心地も大切なポイント。

シューズ(マウンテンシューズ)
 足元を保護し、歩行を助けるツール。不整地を歩くのに適したタイプがベスト。
 整備されたハイキングコースだとスニーカー程度でも十分な場合もありますが、まずは比較的
 靴底の軟らかいトレッキング(ハイキング)シューズが歩きやすいです。

雨具(レインウエア)
 天候の急変に対応。雨などで身体が濡れるとコンディション不足の原因に。
 ビニール合羽ではなく、蒸れを拡散させるGORE-TEXなどの防水透湿素材がおすすめ。
 行動時間も短い里山のような低山帯ならば、ポンチョタイプでも大丈夫です。傘などはハイキング中に
 手が自由に使えないので初めての方にはあまりおすすめしません。

上記の3点セットは里山であろうと高山であろうと、山のレベルに関係なく携行するのが基本的です。
次の段階として、ご自身がどういう形態のハイキングを行うかによって装備の質が変化してきます。

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【 行動着
速乾性に優れた化繊か湿気を取り除くウール素材がおすすめです。ウエアが乾くことにより水分(汗など)が身体に残らず、体温低下を予防できます。

行動中(歩行時)は汗もかくので、寒くないと感じるレベルの薄着のほうが案外快適です。

防寒着
体温低下を防ぐ役割。休憩中や行動中に体温調節ができるよう、厚手を1枚携行するよりは薄手を組み合わせて。

(例:ウインドブレーカー+長袖シャツ)
レイヤリング(重ね着)は快適に行動するには大切なポイントです。
フリースやダウンなどの中綿ウエアがその一例で、他には手袋やネックウォーマーも効果的。気温の低い山域へは保温性のアンダーウエアも有効です。

【 靴下
クッション性に優れた厚みのあるもので、素材も汗乾きがよい化繊かウール素材を。
ウールは消臭・抗菌効果もあるので、古くから山の定番素材です。

【 ゲーター(スパッツ 
プラスα的なツール。シューズの履き口から雨による浸水防止や泥よけに便利です。

スタッフバッグ(荷物の小分け収納袋) 
荷物を整理するのに使います。整理をすれば行動もスムーズです。
濡らしてはいけない荷物は防水性のあるスタッフバッグに収納すれば雨でも安心です。

ヘッドランプ 
山小屋やテント山行の1泊以上の行程では必携です。
日帰りハイクでも緊急用途で装備に加えたいツールのひとつになります。

水筒 
ハイキングする上で欠かせません、最低1リットルは持ち運びたいです。自分の場合は1日の目安を2リットル前後に設定。
お水以外ではスポーツドリンクも運動時ミネラル摂取に効果的です。

トレッキングポール(ステッキ)
バランス保持や膝の負担軽減に。あれば助かりますが、ただ絶対に必要な山道具とは言い切れずプラスαツールです。

ゴミ袋
自分でもって上がったものは持ち帰りましょう。絶対に山では捨てないで!!

タオル・ペーパー
汗ふきはタオルではなく手ぬぐいでも便利です。ペーパーは何かと使えます。
 
虫除け・日焼け止め 
デリケート派?野生派?それぞれ趣向はあると思いますが(笑)、沢沿いなどは虫が多いです。

携帯トイレ 】
自然路にトイレはなく、ほぼ山小屋周辺に限られます。これも切実な問題ですよ。

【 ナビゲーションツール 】 

地図とコンパスをセットで携行。目的地を案内してくれるので精神的にも助かります。
道迷いを防ぐ意味においてすごく大切です。

【 メモ帳・筆記具 】
行動記録をつけていけば実際歩いたコースタイムをチェックができますし、今後に活かせます。
山小屋さんにはスタンプなどもあり、旅のよき思い出としても。

救急・緊急用品類
万一の怪我の処置であったり、非常食であったり。不足の事態を想定し、グループや個人で必要なものを準備します。ビバーク(緊急露営)時のツエルトなどが一例。
“備えあれば憂い無し”本当そうです。



----以上が日帰り装備の代表例です。---
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準備する荷物の内容ですが、例えば山の標高や季節によっても当然、服装や装備などはかわってきます。1000mクラスの里山と3000mクラスの高山では、気象条件だけでも変化してきます。ハイキングを行うのが同じ日でも標高によってずいぶん気温差が出るので、しっかりと対応できる防寒着の必要性も考えなくてはいけません。

次に気温のシュミレーションですが、標高が100m上がればおおよそ0、5度~0、7度ほど下がってくるので、1000m上がれば最大でおおよそ7度も気温差が生じます。
この予測をもとに山によってイメージを膨らませれば服装などの準備もしやすいはずです。こうすると案外計算がたってくれるはずです。
さらに風速1m以上の風で体感温度は1度前後下がってくるので、毎年人気になる夏の富士山御来光パターンでも、山頂では遮るものがないので、気温+風の影響でけっこう寒いんです。

 ◎山での気温予測の計算式
標高差による気温の差をまず計算( 標高差温度{100m=0.5~0.7} × 山の標高{標高÷100}} )
現地の気温は上記の計算方法で算出。実際の体感温度は当日の風速〔 毎時/m × 1 〕により影響
(実例)夏の富士山山頂の場合… ( 0.5~0.7×37=19~26℃の海抜0mからの温度差と予測できる )
+ 
 当日の風速〔 毎時/m × 1 〕により計れる。例えば10mの風で10℃=体感温度
標高差温度(19~26)+風速(10)=富士山頂では体感温度が36℃も気温差が生じると予測できる

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山は危険よりも楽しいことのほうが圧倒的に多いんですが、そこは自然のフィールドに出かける訳なので、いつもながら準備は大切だと感じています。
アクシデントが原因になり、日帰りでも下山できない可能性は誰にだってありえる事だと思います。「本格的な山登りじゃないから必要ない…」という考えは少々危なっかしいかもしれません。
何回も訪れたことのある地元の里山だって遭難しない保証なんてしてくれません。
不意な事に対応できる経験があれば、場合によっては危険回避も可能かもしれません。
でも、まだまだ経験の浅い人は無茶をすると痛い目にあってしまいます。


文章に書き落とすと、どうしても山に行くのが難しく思われてしまうのですが、東京の高尾山レベルならば気軽に歩けます。
高尾山からステップアップしていく上でハイキングを“安全に楽しんでほしい”事を伝えたく道具リストを書きました。
厳しいとされる山でも、ハイキングする当日に好条件が重なれば楽々に感じることも多いです。
でも、悪条件が重なると通いなれた里山でも大変だったりします。

自分も何もわからない所からハイキングを始めましたが、歩いて行く中でイメージが出来てきました。やっぱり行動してみないと楽しさもわからないので、難しく考えず心の底からシンプルにハイキングを楽しんでほしいのが本音です。

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この他にも自分なりにNoteのページでハイキングテキストを書き込んでいます。
よろしければご覧になってください。




2013-05-23

ロゴが完成。


 





















 





















まずはロゴを制作。
自分なりに色々と考えブログにUPしましたが、やっぱり冷静に見返すと今一歩。

うーん…どうしたものか…

やっぱり見た感じの第一印象は大切なポイントなので、ここはデザイナーさんに依頼。
スッキリとしたデザインがいい感じです。
他にもカラーバリエーションがあります。季節によっても変化させても面白いかも、山も四季を感じれる場所ですもんね。


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デザイナー植田正さんのサイトへのリンクURLは以下の通りです。
『 t/a/t/e/n/a/g/a 』 http://tadashi-ueda.tumblr.com/
『 KITCHEN and BATHROOM』 http://k-and-b.jp/




 

2013-05-22

スタートライン。

初めまして。
Mountain Hikingを通じて山の情報を発信してゆきます。
自分自身大好きな『 山 』を通じて多くの人と繋がっていければ幸いです。このブログを通じて山を歩く素晴らしさを少しでも感じてもらえるよう、精一杯やります。

よろしくお願いします。