2014-03-31

スポルティバ新作シューズ

なんすかこれ~。
名前ですでに惹かれてるのですが、実物も見てみたい!


その名も『Bushido』。
武士道って。
おもいっきり日本人の精神に訴えかける作戦ですかねー(笑)。スポルティバさん?

ここのメーカーでは、個人的にはC-Lite2.0が履きたくて履きたくて、次なる一足の候補のひとつ。登山靴もめちゃくちゃいい感じのモデルがラインナップされてるので、トレランシューズもいい感じのが多い。
やっぱり物作りはノウハウが大事だなってすごく実感させられるところ。
それはその道のプロのレスポンスをメーカーがどれだけ受け止めれるかにも大きく影響してるようにも感じる部分。

でも、このBushido。写真で見る限りつま先にかけて少しワイズ(足囲)が広がってる気がするのと、日本的なネーミングから推測する限り、足形がやはり日本人向けかもしれない。
となると、自分のワイズがシングルEからDなので、足幅が広すぎるのかも?
やっぱり確かめるためにも実物が見てみたい!


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Trail Runのページ。 …トレランのページです。




2014-03-28

山ギアニュース 夏用シュラフの新提案になるか!?

三鷹にあるULギアを扱うショップ『ハイカーズデポ(Hiker`s Depot)』
オープンされて5年以上経過したと思いますが、今までショップオリジナルの商品も生み出され、単なるショップだけに留まらない感じ。店主の土屋さんはじめ、ハイキングフィールドでの経験が新たな山道具の提案へと繋がっている、何ともいい循環を生み出しているところです。
ブランド名はハイランドデザイン(Highland Designs)。
商品名はミニモキルトUDD。


最近ショップが発表しているオリジナルプロダクトでは寝袋がけっこう熱い感じになっている。
綿の素材にはUDDダウン(UDDとは、ウルトラドライダウンの意)を使用。いわゆる超耐久撥水加工された羽毛ですが、この超耐久撥水加工は大手メーカーもこぞって取り入れている、最近のアウトドアのトレンドのようなもの。既存のダウンでも一部のメーカーでは撥水加工がされてきたのですが、それを凌ぐ形で生まれたのがこのダウン加工の技術。
「あぁ、あそこも始めたのね。」ってぐらいにけっこうな数のメーカーが採用し始めた感じに。

本来ダウンは湿気に弱く(鳥が雨とかに濡れるとやたらと貧相に見えるあれです。)、水分を吸ってしまうので、長らく化繊綿が湿気対策として用いられた経緯があったところに、湿気に強いダウンを新たな提案としてきたのが始まり。と言っても撥水は防水には代わり得ないので、外部からの濡れに対してはシュラフカバーを併用したほうが無難、特に雨の多い日本のトレイルでは有効でしょう。
ただ、自分自身から放出される汗などの原因での結露=湿気に対しては、耐久撥水ダウンはロフトを失わずに温かさをキープする上では有効な素材ではないでしょうか。

その撥水力は今のところ比較するレベルのデータなどは公表されてないので、表現としては『耐久撥水なので、濡れの心配はかなり減りました!』ぐらいなモノなので、正確な事は未知数な部分もあるのだけども、ま、嬉しいトピックスではないだろうか。
濡れた寝袋ほど悲惨なものもないってぐらいですから、あれは一種の地獄(笑)。


と、ちょっとダウンについて説明に入ったけど本題に戻そう。。。

これが新作品のシュラフ

なんと重量は300g切りの超軽量仕上げ。3シーズン用途としては最軽量クラスの重量。
なんでもトランスジャパンアルプスレースに出場選手の意見を取り入れ商品化したそう。
トランスジャパンアルプスレース:TJAR=2年に一度開催される日本アルプスを日本海から太平洋まで縦断する耐久アドベンチャーレース。

なるほど、それでここまで切り詰めた重量になっているのか。。。形状はフード部分を除いた封筒型に近く、背中のバック部分には切り込みが入り、マットと併用して使うようになっている。就寝時に体重で背中部分のロフトが潰れてしまうので、軽量化シュラフに見られる切り込み式パターンである。
ただ、そのままだと切り込み解放部が広がり保温性が得られないので、紐とかで結び止めて使うわけです。思い切った軽量化を実現するために用いられる手法ですね。

それで得られた重量が275gという、まさに軽量化に特化した寝袋と言える。
使用想定シーズンは当然、夏場になる。
これをどう見るかは個人の判断になるし、道具を選ぶのは楽しい部分でもあるので、新しい提案という意味でこの寝袋を捉えた場合は、やっぱり興味深いところでしょうか。

※詳しくはショップのHPに紹介されているので、そちらを参考に。


現在所有している3シーズン用ではモンベルの450gのシュラフなので、新しく検討していた寝袋ではイスカのAir150X130X。こちらはそれぞれ360g、300gで形状も同様タイプのシュラフ。
こちらも十分に軽いので、軽量化にはかなり効果が見込める。
保温性はモンベルのを使った感想では夏の3000m峰でも快適に過ごせるので、シュラフ自重=羽毛量=保温性を落として軽量タイプに切り替えても快適性はそこまで失われない計算がたつ。
シュラフを軽量化する手段として……
■シェル(綿を包むナイロンやポリエステル生地)を薄くする。
■綿量の減調整。
■ダウンならばフィルパワー(羽毛の品質グレード)値の向上。
■シュラフの形状変化。
……などが挙げられるけど、ここ数年で急激に軽量化の動きがあったので、何となく限界値までには達してそうなイメージもある。
あとは使い手の耐久使用温度で軽く?するしかないけども、あまり無理してシュラフを薄くするあまり寒さで寝れないのでは、ただの我慢自慢になるので(笑)。
自分でも、そのあたりは一線を越えてまで実行しようとは思わない訳です。


自分の想定する夏山の幕営山行は……
■幕帯はツエルトを使用。
■シュラフは薄着(就寝着は下着のみ)で快適に感じられる温度帯ではなく、+α防寒着と併用し保温性をアップしたものを選択。
■ツエルトの弱点の結露発生があるので1泊以上のケースではシュラフカバー(保温性も上がる)を使用する。

軽量シュラフのもうひとつの利点として、冬期山行の時に保温性をUPさせるインナーシュラフとしての側面としても使えるので、軽いのにも利便性が高い。
ほとんどイスカで決まりかけていたので、新たな検討品が出てきたのは面白いし、道具好きとしてこれは嬉しい悩みの種。
夏用シュラフの軽量化の過程も、またしばらく様子を見てみたいところです。


-Mountain Hiking-



2014-03-26

気になる本


今月、山と渓谷より新しく発売された。
『タープの張り方火の熾し方』。

著者の高桑信一さんは沢屋のイメージが強く、たしか何冊か執筆されていたと記憶してます。
この本の内容も、表紙から強く沢を意識させるのが印象的です。
自分は沢登りの経験は3回で、いずれも丹沢の初心者むけの沢しか歩いた事はないのですが、タープやツエルトの張り方では沢屋の人達は本業?のようなとこなので、是非とも読んでみたい本です。


-Mountain Hiking-




2014-03-23

甲武信ヶ岳敗退記

日程:3DAY/単独/2014年2月上~中旬
天候:1日目曇り、2日目晴れ、3日目雪。
アクセス:JR普通/JR小梅線信濃川上駅下車。川上村村営バスにて梓山バス停下車
Course MAP

より大きな地図で 甲武信ヶ岳 を表示


【行程】
DAY1:梓山(バス停)~八丁坂途中引き返し~毛木平ビバーク
DAY2:毛木平~十文字峠~武信白岩山手前~十文字峠
DAY3:十文字峠梓山(バス停)


……冬の甲武信ヶ岳。なんか心惹かれるものがあり今回歩くことに。
都心にも降雪があった今年、一回目の大雪後で間違いなく山にはどっさりと雪が積もってるはずだし、タイミングとしては良いのか悪いのか?しかも一人なのでラッセルはかなり覚悟をし今回のハイキングを決行しました。
関東を代表する奥秩父山塊ですし、秩父の山というのも味がある気がしたのも理由のひとつ。
タイトルにも書いてるし結果を先に行ってしまえば久々の敗退山行でしたが、以外と収穫が多かったのも事実。甲武信のピークには立ててませんが、気になる方は読んでもらえると嬉しいです。
さてさて、どうなる事やら…

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【山行前夜
行きはなるべく交通費を抑えたいので仕事終わりに現地へ直行。と言っても晩のうちに現地の最寄り駅(信濃川上駅)まで向かうのは無理というもの。そこで思いついたのが駅ステイ。
ネットで情報を調べると小淵沢駅が良さそう。
はたして本当に駅員さんが許してくれるか不安でしたが、快くOKしてもらい改札口のベンチをお借りして寝かせてもらえることに。これは本当に助かります。マイカーを持ってないので今後のハイキング計画を立てる上でも幅が広がった感じ。


DAY-1

JR小梅線へは中央線小淵沢駅から乗り換え。すごくいい感じのローカル路線な雰囲気が漂う。
別名、八ヶ岳高原線の愛称もあり山登りする自分にはネーミングも嬉しい。

標高1000mを超える場所を走っていく電車。なので雪の量も多く一面銀世界。野辺山駅なんて標高1345mなので普通に高い。まさに高原鉄道の名にふさわしい路線。

信濃川上駅で下車。ここからバスに乗り換えるけど、乗り継ぎ時間が2分程度なので田舎に来たのに都心並みのスケジュールで移動もうかうかしていられない。

駅にいた二宮銀次郎をパシャリ。

梓山のバス停で下車。

しばらくは市街地歩きで、全然山歩きの雰囲気はおあずけ。途中の分岐で十文字方面へ。

と、ここではやくも道路を塞ぐ大量の雪に遭遇。まさかの市街地ラッセルです(汗)。

今年一発目の大雪の影響はかなり残ってました。急に時間が読めなくなってやばい雰囲気に。

持ってきたワカンを早くも使うなんて…まさかの想定外でした。

そんな感じで毛木平の駐車場に少し遅れて到着。除雪もされてないので冬期は使用不可の様子。
登山道は駐車場をまっすぐ進み奥の樹林へと続いてゆく。

樹林帯の中を進んで行くと分岐の看板があり、十文字峠方面と千曲川林道との分かれ道に。

分岐からすぐの丸木橋を渡ると初めの頃は登山道の示す看板がいくつか出てくれるけど、その先は目印もあまり少なくなる。
この時点で時間は13時30分を過ぎている。スタートから4時間も経過してしまっている、やばい。
これから沢沿いを進み尾根に上げっていかないと一泊目の予定地のある十文字峠に到着できない。やっぱり雪の影響でかなり遅れが出てきている。

さらにバツの悪いことに動物なのか人間なのか判別しにくい踏み跡があり判断にかなり迷う。ナビゲーションでもコンパスかGPSなのかの選択を迫られ、いよいよ時間も少なくなってくる。
結果的には一本尾根を選択間違えたのですが、その尾根にも黄色テープの目印がつけてあり正確なコースと思わせるような部分があり、かなり迷わされてしまったのが大誤算。

十文字小屋には現実的に到達不可能な時間と距離だったので、諦めて毛木平にもどり初日ビバークとします。
今回はアルコールストーブをチョイス。trangia。
トラギにチムニー効果に優れている五徳をセット。このセットは安定感がバツグンで低温の環境でもしっかりとお湯を沸かすことが可能。これの詳しい紹介はまた別記事で。

手が冷えてかじかんできたので水筒に熱湯を入れて温めます。さらに寝袋に突っ込めば湯たんぽにも早変わり。これがけっこう快適。

寝床は駐車場にある東屋のベンチの下。寝袋のみで寝ることにしたけど完璧に風は防げず。ただ雪が降ってなくそこまで不快な気持ちでもなかったので、けっこう熟睡できた。


DAY-2

二日目は毛木平から一気に甲武信ヶ岳まで歩かないといけない。
ラッセル必死だけど、まったく雪の量が予測できないので夜明け前にスタート。


分岐もわかれ、樹林の沢沿いを歩くと昨日の終わり頃に発見した標識が。
コンパスの向きも進行方向に対して正確なので、とりあえずここから尾根へむかって直登してみた。GPSの地図表示もほぼ一致してそう。

すこし木々を掴みながらや、倒木をよけながら進むと登山道らしきところにぶつかり、写真の看板を発見した時は安心感がひろがった。結果的にはコンパスの正確性を改めて実感した。

しかし雪が多い。

赤テープを所々で発見。雪の量も多いし完全にルートファインディングに。
次の目標地点の八丁ノ頭まで八丁坂を登っていく。山で“八丁”とかフレーズは何となく苦しい言葉を連想させるのだけど、ここ甲武信の登りもけっこうな急坂を進まされる。

登り詰めたところで八丁ノ頭に到着。雪も多くなかなか大変な登りだった。
時間にしてすでに5時間が経過している(汗)。予想以上に時間がかかってしまった。看板には次の目標地点の十文字小屋まで残り30分と書かれているけど…

綺麗なんだけどラッセルがずっと続いて大変!!

十文字小屋が建つ十文字峠に到着。この写真を撮った場所から目の前の小屋まで(50mない距離なんだけど)歩くだけで15分もかかってしまう程本当に雪の量が多い。
時間にして八丁ノ頭から小屋まで2時間も費やしてしまった。看板の予想時間の4倍とは、やっぱり冬は時間の計算がまったくたたない(笑)。

とりえあずどこまで進めるか分からないけど、甲武信ヶ岳へと到着できると信じて先を行きます。

十文字小屋からひとつめのピークの大山へと続く急な登り。

登りをやり終えると大山のピークへ続く道が明瞭に。しかし積雪が予想以上に多く、かなり足元は不安定な状況に変化。トラバースをする時は滑ると一気に崖に落ち込む箇所があり気を抜けない。

このルートは初見だけども、山肌の表情が読みづらく少々難儀した。ピッケルを差し込んでも今イチ固定感にかけるので、直接手で雪をかきだしてみた。すると岩の感触があり無理矢理手をねじ込んで手がかりにしながら登ってゆく。
ここまで来ると立派なクライミングでもしてるような錯覚になる。ずいぶんしばらくして、ようやく鎖が露出してきたので、それを手がかりに登る。
苦労して登った分だろうか、合間に見た景色が綺麗すぎて一瞬今の自分の状況を忘れ去ってくれた。

そんな少しの格闘があり、大山のピークに達した。雪がこんもりと積もった山頂部はかなり不安定。
あまり足元の感覚が読めない、雪が崩れるのではないかと心配になるほどだった。
時間はすでに夕方の5時を指していた。

もうここまでの時間になれば素直に撤退すればよかったのに、この日は自分の中でも今まで経験してきた何かをぶつけたくなる気持ちになり、そのまま進むことを決心。
夜通し歩けば何とか山小屋まで到着できるんじゃないかと淡い期待を抱きつつ…それとカモシカ山行と言うのも方法としてはありなんじゃないかと思い歩を進める。
深夜の2時から3時までに甲武信小屋まで行ければ結果オーライとも。

しかし山は甘くはなかった。いや、全然、めちゃくちゃ厳しかった。
次のピークとなる武信白岩山まですら到達できなかったので、結果的には見通しが甘々だった。
一人ラッセルも、ここまでのレベルになってしまうと限界がある事も思い知らされた感覚。
そろそろ体力も限界になりそうで、完全にガス欠になり防御体力すら残らないのは危険すぎる。結局朝から晩までラッセルを続けても歯が立たなかった。
でも、辛いだけではなくしっかりと収穫も…
加藤文太郎の『単独行』に雪明かりで行動した経験が書かれていたけど、まさしくこの日はそんな様相だった。尾根の上部を歩いたので樹林帯ではあったけども、光が入り込む余地がたくさんあってヘッドランプ無しでも行動できたのは初体験。自然の織りなす優しい力が、美しいトレイルへと彩ってくれたようだった。なんだか嬉しくもあり、これは貴重な体験になってくれた。

再び大山に戻ってきたのが夜10時頃。そこから十文字小屋で二日目の夜を過ごした。
小屋に到着したのが確か11時20分は過ぎていた記憶があるけど、ハッキリと思い出せないほどこの日は疲れがどっと押し寄せてきた。さらに追い打ちをかけるように十文字小屋が冬期解放していなくて小屋の外で寝るはめに。張り紙では今年からどうも解放するのを止めにしているようだった。
うーん、運が今イチ向いてこない。駄目なときは何でも駄目かとも諦めの心境に。



DAY-3

昨日の撤退は悔しかったけども、思いがけないビバークだったし少しは学べたのかも?
そんな感じで気持ちを整理、なんとか下山モード切り替え。
しかし今回の山行は少々小さなミスが重なり時間的な余裕が消えていった感じがすごくあり正直な気持ちで言えば、めちゃくちゃ悔しいところ。
さすがにラッセルが応えたのか朝飯を食べても何となく元気になってくれない自分。けっこう雪も降ってきたのでトレースが消されてしまう前に行動開始。

予想通り昨日の踏んできたトレースに新雪が積もりだしてきた。気温もずいぶん低めな感じ。

ザックは山と道を使用。
装備も軽量化を意識して用意したので体力的にはずいぶん助けられた。

空模様は当然ぱっとしない。

今回の山は、体力的にも辛くて計画していた通り実行できなかった。道迷いがそのまま時間のロスへと繋がり後手後手に回ってしまったところが、かなり大きく、撤退原因。
山は別に人間を排他しようとはけっして無いだろうし、ただそこに自然に存在するもの。
あくまで人間の失敗によるものなので、勝ち負けじゃないだろうし、また練り直して零からだと自分に言い聞かした。悔しさもすごく残るけど、今回は失敗を納得する部分がありすぎました。

街に下りてきても相当な降雪状態。かなりの大雪。※この日はちょうど今年の大雪2回目の当日だった。

電車では小淵沢から中央線に乗り換えるつもりが、大雪のため遅延発生。まともに新幹線しか動いていなかったので財布には痛かったけど急遽変更し帰路についた。もし仮に無理して中央線にしていたら帰れなかったかもしれない。

家に帰ってからは焼き肉で身内とともにお疲れ会。たまらなく美味しかった。
山の後のビールも染みまくりで、野獣のごとき肉に食らいついた。


終わり。


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【 COUSE TIME 】
DAY-1/梓山バス停~八丁坂登り手前~毛木平駐車場
梓山BT(160分)毛木平駐車場(300分)毛木平駐車場にてビバーク
○7時間40分※行動時間・休憩時間含む

DAY-2/毛木平~十文字小屋~武信白岩山手前~十文字小屋
毛木平P(320分)八丁坂ノ頭(120分)十文字小屋(220分)大山(400分)十文字小屋にてビバーク
○17時間20分※行動時間・休憩時間含む

DAY-3/十文字小屋梓山バス停
十文字小屋(80分)八丁坂ノ頭(240分)梓山BT
○5時間20分※行動時間・休憩時間含む


Hike Reportのページ。 …ハイキングした情報をUPしています。















2014-03-21

トレーニングの参考に?

ふむふむふむ。。。
なるほどなるほど。。。


今月号のワンダーフォーゲルはけっこう参考になる。
登山ボディかぁ。
トレーニングはあまり得意じゃないから、これでも読んで一念発起??


ターザン的な臭いもするけど。
トレランの時に距離を走ると出てしまう膝痛だけは悩ましく、どうにかしたい。
長距離でも耐久性のあるボディが欲しい!
でも、トレーニングはどうしても続けると義務っぽくなるので、あまり好きじゃない!


他ではエリアガイドで紹介されていた御岳山の情報がナイスでした。




-Mountain Hiking-

2014-03-19

UTMFのエントリー資格獲得を

去年に人生初の耐久レースの完走(耐久レース自体は2回目の参加だった。)をはたして、すっかりトレランの魅力に再び気づかされた自分。
走ったのもハセツネってのが良かった。歴史のある大会だし、受け入れ側のホスピタリティも最高だった。正直かなり力になるものがあり感謝でした。

それで、目標を決めて取り組む事で自然とトレラン力も上がっていきそうだし、やっぱりそういった目指すモノがある事で持続性も生まれる。
その目標がUTMFです。富士山を一周する大会で距離が100マイルレース(160km)。生半可な気持ちでは到底、完走はできそうにもないレベルである。
かなり過酷な高い壁だけども、これに参加し走ってみることで新たな何かが自分の中で生まれそうで、人生の糧にもなりそうです。なかなか経験できないレベルだし、ハセツネを完走できた事により少しは参加できる環境に近づけたので、思い切ってUTMFにも参加したいと考えてます。

ただ、単純に誰でも参加できる訳ではなく。しっかりと明確な参加資格規定が設けられている。
開催側も運営する上と、まだまだ社会的地位が確立されていないトレランをしっかりと日本に根付かせたい思いがあるようで、どこの馬の骨とも分からない人間を参加させ事故でも起これば、それこそ運営を反対される可能性も生まれるので、当然の措置とも言えますね。
その参加資格というものが、対象となる二つのレースでの合計獲得がポイントが4ポイントの以上が条件。この規定は今大会から採用されたUTMFの参加資格です。
これは日本・海外で行われているトレランレースに完走し、獲得できるポイントで、距離やレベルによって様々。さらにレースは過去2年間で行われたのも条件の中に。
2013年のハセツネが2ポイント獲得できたので、残すところ2ポイント。
来年のエントリー開始も考えれば、参加条件獲得ポイント期間がおそらく今年の9月までのレースと予想できそうです。(※今年開催分が去年の9月開催までのレースでした。)


ハセツネ(2P)+2014年9月までのレースにて獲得(2P以上)=3P ☞ UTMF参加資格


とりあえず5月に山梨で開催される道志村トレイルに参加する予定なので、完走できれば1ポイントの獲得ができる。
ハセツネ獲得ポイントと足しても合計3ポイントなので1ポイント不足しているけど、UTMFと同時開催されるSTY(距離が約90km)の参加資格が得られるのです。
道志村トレイルは距離は42kmと、ミドルクラスだけども毎年の完走率を見てみると50%~60%台で推移してるので、レース内容としては過酷そうでUTMFの良い試金石となりそうなのがレースを選ん理由です。

あくまで目標はUTMFなので、来年に必要なポイントは長距離でしか獲得できないのです。
そこで検討しているのが9月開催される信越五岳トレイルランニングレース
これなら獲得ポイントが3ポイントなのでハセツネと合わせても5ポイントで十分なのです。
距離も100km以上あるので、UTMFを目指す上では良さそうです。


■ハセツネ(2P)+道志村トレイル(1P)=3P ☞ STY
■ハセツネ(2P)+信越五岳トレイル(3P)=5P ☞ UTMF


レース参加には事前のエントリー段階で応募人数のキャパシティもあるので、無制限に募集してるもんでもないです。当然人気レースには参加者が集中する傾向が見られるので、エントリーすら出来ない事も十分に考えられるので注意したいところ。
レース前からエントリー競争とか…うーん、何かと厳しい!!



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Trail Runのページ。 …トレランのページです。





2014-03-16

nalgene 広口ボトル

アウトドアボトルのメーカーを代表するnalgen(以下:ナルゲン)。
今回はナルゲン広口ボトルの紹介。


山やキャンプで使うのにかなり便利で重宝している。
何と言っても頑丈で、何回も岩場などの硬い地面に落としてるけど割れない。その耐久性は目を見張るものがあります。やっぱり球体という形は形状的には強いんですね。
ナルゲンの他ではナルジンボトルやナルジェンボトルて呼ばれ方もする。どれが正しい呼び名なのか?

 
キャプには興味深いナルゲンの特徴的な構造であり(特許なのかは分からないけど)、スリットが斜めにきってあって、これがパッキンを必要とせずに水漏れを防ぐ仕組みになっている。
パッキンは遅かれ速かれ劣化する可能性がつきまとうので、駄目になればその都度パッキンを購入しないといけなく少々面倒くさいので、これなら安心感もある。

目盛りつきで便利。

使用しているサイズは1.0Lと。180g。主な用途はウォーターコンテナとして。

0.5Lを使っている。90g。主な用途はフードコンテナとして。写真はキッチン広口のナルゲン。
キャップのストラップが無いのと少し値段も安い。


トータルでかなり完成されたボトルであることは間違いない代物。
けっしてすごく軽さが際立ってるものでもないけど、強度があるので安心感があり山では頻繁に使っている。
昔からちょくちょく買い足していて、友達にあげたりとコレクション?が少々多め…
うぅぅん…買いすぎた感は否めない(汗)。


素材の話をすると数年前まではポリカーボネートが使用されていたところ、急にポリエステルに変更になったのですが、個人的には前者のほうが何かと都合がよかったので残念な思いが未だにします。
ポリカーボネートの原材料であるブスフェノールAが内分泌攪乱化学物質(いわゆる環境ホルモン)として言われ出したので、人体への影響を考慮して素材の変更をメーカーとしては判断したみたいです。
科学的な事はよく分からないけど、このての検査はあんまり信用感がないというか、数値的なところなので何とでも出来そうな感じもするし、環境ホルモンとか言われても自分としてもそこまで細かく気にして生活していない。
それより煙草とか酒のほうが(量にもよるけど)ダイレクトに身体と反応するので、この手の話はいまいちピンと来ないわけで。
でも、健康を気にする方なら重要な部分かもしれませんね。
厚生労働省の見解

ちょっと横道に逸れたけど、都合のよかったポイントとして耐熱・耐冷温度が大きい。
旧式(ポリカーボネート)の商品資料を捨ててしなったので記憶がはっきりしないのですが、ボトル本体・キャップともに少なく見積もっても、耐熱温度がたしか+150℃以上と、耐冷温度が-40℃と表記されてたはすです。
wikipediaで調べても可用温度+180℃、-100℃となっているので、温度に対しても耐性が強いことが裏付けされている。
現行(ポリエステル)であるがボトル本体が耐熱温度100℃、キャップ120℃で、ここに関しては不安はないけど問題は耐冷温度。
本体が-20℃、キャップ0℃になってしまっている…これは寒冷地では駄目なんじゃないかと思えてくる数値。凍り付いてパキッと割れれば一巻の終わり?じゃないのか(泣)
ポリカーボネートも問題かも知れないけど、山で無事に帰ってくる為にはここが重要。


旧式持っておいて良かった~な気分である。あんなに気に入っているナルゲンが山で使えないのはすごく残念な事。とりあえず旧式は冬山用途に、現行は無雪期用途と使い分けをしている。


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【ナルゲン広口ボトル】
重量 / 1.0L:約180g、0.5L:約90g
素材 / 本体:飽和ポリエステル、キャップ:ポリプロピレン※現行版
メーカーサイト / http://highmount.jp/main/brands/nalgene/

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