今回はナルゲン広口ボトルの紹介。
山やキャンプで使うのにかなり便利で重宝している。
何と言っても頑丈で、何回も岩場などの硬い地面に落としてるけど割れない。その耐久性は目を見張るものがあります。やっぱり球体という形は形状的には強いんですね。
ナルゲンの他ではナルジンボトルやナルジェンボトルて呼ばれ方もする。どれが正しい呼び名なのか?
キャプには興味深いナルゲンの特徴的な構造であり(特許なのかは分からないけど)、スリットが斜めにきってあって、これがパッキンを必要とせずに水漏れを防ぐ仕組みになっている。
パッキンは遅かれ速かれ劣化する可能性がつきまとうので、駄目になればその都度パッキンを購入しないといけなく少々面倒くさいので、これなら安心感もある。
目盛りつきで便利。
使用しているサイズは1.0Lと。180g。主な用途はウォーターコンテナとして。
0.5Lを使っている。90g。主な用途はフードコンテナとして。写真はキッチン広口のナルゲン。
キャップのストラップが無いのと少し値段も安い。
トータルでかなり完成されたボトルであることは間違いない代物。
けっしてすごく軽さが際立ってるものでもないけど、強度があるので安心感があり山では頻繁に使っている。
昔からちょくちょく買い足していて、友達にあげたりとコレクション?が少々多め…
うぅぅん…買いすぎた感は否めない(汗)。
素材の話をすると数年前まではポリカーボネートが使用されていたところ、急にポリエステルに変更になったのですが、個人的には前者のほうが何かと都合がよかったので残念な思いが未だにします。
ポリカーボネートの原材料であるブスフェノールAが内分泌攪乱化学物質(いわゆる環境ホルモン)として言われ出したので、人体への影響を考慮して素材の変更をメーカーとしては判断したみたいです。
科学的な事はよく分からないけど、このての検査はあんまり信用感がないというか、数値的なところなので何とでも出来そうな感じもするし、環境ホルモンとか言われても自分としてもそこまで細かく気にして生活していない。
それより煙草とか酒のほうが(量にもよるけど)ダイレクトに身体と反応するので、この手の話はいまいちピンと来ないわけで。
でも、健康を気にする方なら重要な部分かもしれませんね。
☞厚生労働省の見解
ちょっと横道に逸れたけど、都合のよかったポイントとして耐熱・耐冷温度が大きい。
旧式(ポリカーボネート)の商品資料を捨ててしなったので記憶がはっきりしないのですが、ボトル本体・キャップともに少なく見積もっても、耐熱温度がたしか+150℃以上と、耐冷温度が-40℃と表記されてたはすです。
wikipediaで調べても可用温度+180℃、-100℃となっているので、温度に対しても耐性が強いことが裏付けされている。
現行(ポリエステル)であるがボトル本体が耐熱温度100℃、キャップ120℃で、ここに関しては不安はないけど問題は耐冷温度。
本体が-20℃、キャップ0℃になってしまっている…これは寒冷地では駄目なんじゃないかと思えてくる数値。凍り付いてパキッと割れれば一巻の終わり?じゃないのか(泣)
ポリカーボネートも問題かも知れないけど、山で無事に帰ってくる為にはここが重要。
旧式持っておいて良かった~な気分である。あんなに気に入っているナルゲンが山で使えないのはすごく残念な事。とりあえず旧式は冬山用途に、現行は無雪期用途と使い分けをしている。
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【ナルゲン広口ボトル】
重量 / 1.0L:約180g、0.5L:約90g
素材 / 本体:飽和ポリエステル、キャップ:ポリプロピレン※現行版
メーカーサイト / http://highmount.jp/main/brands/nalgene/
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