2014-11-19

陣馬山トレイルレース参戦記


日程:1DAY/参加者1252名/2014年11月9日開催
距離:23.54km
天候:曇り一時雨
Course MAP


------------------------------------------------------------

9月の信越TRの後のレース参加。短距離レースもどういったものなのかと興味が湧き、今回選んだ大会。陣馬山は以前から歩きやランで数回訪れたことのある山でもあり、イメージとしてもしやすい場所だったので、おかげで気軽な気持ちで参加できた。
けど、体調面では全然重たく。
いきなり言い訳じみた話から始まるんですが…
実は風邪で体調を崩してまったく練習できなく当日の体調も良くない感じ、そんなコンディションに加え、さらに拍車をかけるレース前日に用事があり、睡眠時間が2時間という(苦笑)…
とても褒められたもんじゃない、不安だらけの中での陣馬トレイル。
一年でも滅多に風邪を引かないのに体調を整えられなかったのは、まったくの自己管理のなさでもあるので、ほんと駄目々である。

JR藤野駅から会場まで徒歩で30分程度歩いた所に藤野マレットゴルフ場。
気温は11℃でけっこう肌寒い。

 
会場にはスタート時刻1時間前に到着。ゼッケンは裏側に計測チップ1枚のみでシンプル。
行きの車中でおにぎり1個を食べ、レース前にVESPAプロを摂取。

先頭集団は速そうな人達ばっかり。この距離なのでザックを背負っている人はいない。
天候的には今イチ。どんより曇っており何となく重苦しい雰囲気に。

自分は中段あたりのポジションに。今回の体調は抜きにしても、やっぱりレース前はテンションも上がり走れる事が嬉しい気分になる。
もう少し前の位置取りでスタートしたかったけども、割ってまで入り込める余地がなかった程に参加者は多い。参加人数の規模からすればスタートゲートの幅も狭いかも。

一応、今までレースも経験してきたし今回は可能な限りゴールまでいつも以上に走りきるイメージで参加したし、そういった中で自分としてどこまで出来るのかも知りたかったのです。
このレースは陣馬山へむけては、スタート直後に山頂まで登り基調になるので、正直歩きたくなる気持ちも出てくる。でも、それでは何も進歩しないし意味も少ないので頑張って走ってみました。

登りでは、急勾配ではどうしても足が止まる場面。今回も列が発生しましたが、序盤の舗装路区間で走ったので、その甲斐あってか、周囲のペース的(力量レベル)には緩斜面でも走れるレベルの集団に加わる事ができた。
けっこう順調な気がしてきました。

できるだけ引き離されないように食らいつきます。しかし、風邪の影響か決して身体が軽くない。
走るペースも楽にはさせてくれないレベル。

山頂に近づくにつれ心配していた雨になってしまいました。けっこう脚力を使ってしまったので、山頂に到着した頃の疲労感は予想以上に大きい。

山頂でのエイドタイミング。ここでは食べ物はなく水分のみ。コップ一杯は多く感じて軽く口に含む程度でした。

陣馬山では山頂部分は踏まないコース取りをされていた。紅葉時期だしハイカーも多いので邪魔にならない対策だと思われる。
この当たりになると一人一人の感覚が徐々にではあるが広がってきたよう。
しかし、けっこう登りが続いたので、けっこう脚力を使ってしまったので、山頂に到着した頃の疲労感は予想以上に大きい。やっぱり体調面での万全でないので、そこはダイレクトに影響してくる。

山頂から気持ちの良い下りのトレイルが続き、走りやすかった。
落合の途中関門まで下ると、舗装路区間へと変化する。集落を縫うようにその辺りの下りをやり過ごすとエイドに到着。下りの斜度はそこそこと具合のためスピードが乗るけども膝の負担にも気をかけつつでした。

短距離だけにエイドを切り上げる周りのペースも当然速い。好物のバナナも口に無理矢理詰め込む。大きさとしては丸1本あるので、なかなかな強引感がくる。

落合からは再び長い舗装路区間に突入。完全にアスファルトだった。
ここからは、だらだら登りが続くので疲労感が再びリターン。山頂からの下りはトレイルで走りやすかったし気分的にも楽しめました。どうにか疲労を取ろうと走りつつ回復を期待したけど、この舗装路の区間は甘くなかったようです。
自分的な課題としても舗装路はまだまだ弱いので、今後の修正点として再確認させられた。

けっこうここでは、抜きつ抜かれつな展開に。ここもしっかりと走れればかなりタイム短縮は可能だったと実感しまくりな時間帯が続いたのです。

疲れている時に、この誘惑感は駄目だぁー。


先ほどの雨天が嘘のような、一瞬陽気が差し込む。

舗装路をようやく終え、最後は再びのトレイル区間で、嬉しい下り場面。これは本当に嬉しかった。
最後の力を残さずに、使い切れるようにゴールまで走ります。あくまで自分を追い込む。

こうして3時間ほどのランは終了。体調面では情けない状態でしたが、終わってみれば充分に楽しめました。
完走タイムも何とか3時間以内でゴールできたので、一応満足です。

陣馬山の完走後はすいとんでした。

今回の装備は、ザックを背負わずウエストタイプを使用。シューズはイノヴェイトTRAILROC255。
ザック、シューズ両方ともフィットしました。

陣馬トレイルは全体的にはかなり走りやすいレースでした。
木の根っこ部分なんかは前日と当日に降った雨の影響で滑りやすかったですが、それ以外はおおむね良好でした。

レース終了後の昼食は、会場までの道中で気になっていた中華料理屋へ。
タンメンと炒飯で炭水化物を摂取。身体に染み込みまくりで旨すぎました。運動後でもしばらく身体の働きでエネルギー摂取が続くそうなので、高カロリー飯を食べるのは理にかなっている?


--------------------------------------------------------------------------------------------
【 COUSE TIME 】
■完走タイム/2時間56分8秒(総合156位)

Trail Runのページ。