2013-06-09

基本的なハイキングの山行スタイル

自分的には “ ハイキング ” の説明を求められたらこう答えます。
ハイキング = 舗装路や自然歩道を問わず歩く行為。

しかし、これじゃあ説明があまりにもアバウト過ぎる( 汗 )!!
やっぱり説明は必要…??!

ちなみに同じような言葉では “ トレッキング ” もあるんですが、言い方の違いくらいです。

ハイキングは、一般的(整備された)な登山道に沿って歩き山頂を目指します。
以下の説明はハイキングの各スタイルです。

















DESIGN / Yohey Goto. Tadashi Ueda.


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■日帰りハイキング / 1DAY Style
里山ハイキングや比較的アクセスが整った山域に限られるが、標高目安で2000m前後までなら十分楽しめるのが日帰りのよいところ。3000m級の高山もロープウェイを利用すれば一部で可能。
荷物の量もいちばん少なく、ハイキングの軽快さや気軽さをシンプルに楽しめる。

■山小屋ハイキング / Hutte Style
比較的標高の高い山々で、営業小屋から無人小屋をベースにハイキング。
山域にもよりますが山小屋の食事も充実しており、かなり快適に楽しめるスタイルです。
もちろん調理器具を持参して、自分たちで食事を用意してもOKです。

■テント泊ハイキング / BackPacking Style
日本の場合、トレイルは山々の山頂( ピーク )を繋げる縦走スタイルで整備されているパターンが多く、総合力が問われるスタイルとも言えます。標高にしても最低でも2000m前後から行われることが中心です。もちろんピークではなく山麓を巡ってもOKです。
このスタイルを始めるには少し経験をつけてからだと安心かもしれません。衣・食・住をバックパックに詰め込んで自然の中の生活をよりダイレクトに感じさせてくれる魅力があります。
自ら生活道具一式を背負う行為でもあるバックパキングは徒歩旅行の原点とも言えますし、世界各国にそのルーツがあります。

■海外ハイキング / World Hiking Style
数ヶ月におよぶロングトレイルを歩いていくのが代表的なスタイル。日本のような山頂を目指すトレイルではなく、どちらかと言えば山麓をメインにハイキングするスタイルです。
歩行距離も数千㎞に及ぶロングトレイルから、一部区間を歩くセクションハイクがあり、まさに歩く旅そのもの。トレイルからの自然景観はもちろん地域文化・歴史までもが感じられるのが魅力です。
日本でも東海自然歩道は1700㎞にもなるロングトレイルですし、信越トレイルや高島トレイルなどは多くのハイカーが歩いている日本式ロンングトレイルとも言えます。

------------------------------------------------------------以上のように、様々なスタイルを楽しめるのがハイキングですし、自然は身近に存在するので、ぜひぜひ歩くとことの楽しさを再発見してもらいたいですね!!
自分自身も身近な低山ハイクも大好きですし、非日常での生活感を味わえる宿泊系ハイクも大好きです。スタイルは人それぞれ様々なので、あまり型にはこだわらず自然体で楽しみたいです。


------------------------------------------------------------この他にも自分なりにNoteのページでハイキングテキストを書き込んでいます。
よろしければご覧になってください。